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卒業生からのメッセージ

前田美波里さん(1969年 英文科卒業)

前田美波里さん

窓から見えた御茶ノ水のビル群。
中庭で語り合った将来の夢。
そのすべてが、私の大切な宝物。

あの頃は、怖いもの知らずだった。
若さにまかせて、前へ前へと突き進んでいた。

誰もが、自分をダイヤの原石だと思っていた。
輝くスターになりたいと願っていた。
みんなライバルだった。
とんがっていた。つっぱっていた。

でも、ひとりじゃ何もできなかった。
つまずいたとき、つらいとき、悲しいとき、
先生の一言があったから、友達の励ましがあったから、
今もパフォーマーとして生きているのだと思う。

文化学院は、自由の園。文化学院は、思いやりの社交場。
賢人のやさしさを、あなたにも分けてあげたいな。

前田美波里(女優)
神奈川県出身。15歳で舞台デビュー。資生堂の化粧品モデルで一躍脚光を浴びる。
東宝、劇団四季などに出演し、その抜群のスタイルと存在感で、ミュージカル界では欠かせない存在となっている。『キャバレー』『奇妙な果実』『南太平洋』『レ・ミゼラブル』『冬物語』『ブラッド・ブラザーズ』『ステッピング・アウト』『マンマ・ミーア』『宮廷女官チャング誓い』などミュージカルを中心に数多くの舞台に出演。その一方、テレビ・CMなど多才に活躍している。

平野レミさん(文科卒業)

平野レミさん

文化学院は“私の青春時代”そのもの・・・!

皆様こんにちは!平野レミです!
私の学生時代のお話からさせて頂きますね!

高校生の時は進学校に通っていましたので、毎日朝から夜まで受験勉強づけと言った生活の繰り返しでした。大学への進学を考えていましたが、私には“シャンソンを歌いたいと言う夢”がありました。思い悩んだ末に父に相談したところあっさり許してくれて『文化学院はどう?』と紹介されました。父が文化学院で教えた経験があって紹介してくれたのです。文化学院に入って驚いたのはキャンパスの雰囲気も素敵だし、自由な校風がここち良く感じられました。
さらに、先生方がすばらしく哲学・文芸・語学・音楽・芸術の先生方から学んだ事は私にとって大きな財産となっています。友人もみんな個性的で優しい人達ばかりで、今でも仲良くお付き合いをさせていただいています。

学生の皆様は夢を持って青春時代を元気良く過ごしていただきたいと思います。何事も型にはまらない自分の個性を大切にして自由な発想力を身につけた社会人になって下さい。私の元気印はそんな青春時代を過ごした文化学院からのご褒美かも知れません。

文化学院で新しい自分を発見してはいかがでしょうか。

平野レミ(シャンソン歌手・料理愛好家)
東京生まれ。
“胸にはエプロン、口にはシャンソン”
夫はイラストレーターの和田誠氏。息子はTRICERATOPSの人気ボーカル兼ギターの和田唱さん。主婦として家庭料理を作り続けた経験を生かし、料理研究家として活躍中で簡単な美味しい家庭料理には定評があり、『シェフ料理ではなくシュフ料理をモットーに』テレビ、雑誌、料理セミナー等でアイディア料理を発信。エッセイ、講演会を通じて、明るく元気なライフスタイル提案は好評を得る。著書に『エプロン手帖』、『笑ってお料理』、『平野レミのレミパンクッキング』ほか多数。多忙な日々をおくるマルチ・クリエイターである。

和田唱さん(1997年 専門課程 美術科卒業)

和田唱さん

和田唱
(ミュージシャン)
TRICERATOPSのボーカル兼ギター。TRICERATOPSのほぼ全ての楽曲を作詞作曲。特に歌詞において定評があり、熱烈なファンが多い。

人生において文化学院に入れたことはラッキーだった。

中学受験をして入った学校は、自由とはほど遠かった。僕には馴染めず、進学の時には途方に暮れた。

でも頭のどこかで知っている事があった。

その昔、母と一緒に出かけた時、お茶の水を通りがかり、母が母校に寄ってみたいと言って入って行った古い学校。そう、ここが文化学院だった。うちの母はこの文化学院の卒業生だったのだ。よく母の話には登場していたこの学校が今でもあるという事にまず驚いたと同時に、子供心ながらに「カッコいい建物だなぁ」と思ったのを覚えている。更に言うなら、いずれ自分がこの学校に通う事になるのを、どこかで「知っていた」気がするのだ。

進学の問題が当然我が家でも話題に出る。嫌いな類いの話題だ(笑)そんな時、母から「文化学院はどうかなぁ!?」というセリフがついに飛び出した!何しろ古い学校だという認識だった僕は、失礼ながら文化学院を「ちょっと現実ではない夢の中の校舎」的に捉えていて、現実問題、入学する(受験する)という行為がリアルに感じられず、何となく自分から意見を出せずにいたのだ。

そして僕は文化学院の生徒になった。やはり自分自身で何かをやりたいという思いと雰囲気が合致した場所だった。

たくさんの個性的な友人もでき、新しい自分になっていくのが感じられた。もちろんいくつかの恋があった。

どれも大切な思い出だ。思えばもっとやっておきたかった事もある。でも確実に僕の青春時代の1ページとして、匂いと共にずっと心に刻まれているだろう。

そんな文化学院もついに、古い校舎時代に幕を降ろし、現在は心機一転、新校舎に生まれ変わって新たな歴史をスタートさせている。古き良きものを残す事も大切だが、未来に向けて生まれ変わることも同じくらい大切だ。

僕はまだ新しい文化学院を見ていないのだが、時間があればその雰囲気に触れてみたいと思ってる。きっと洒落た素敵な精神は変わらず息づいているだろう。

文化学院は「自由」のある学校。でもその「自由」な環境に流されず、自分から好きな事を捜して過ごした6年間が今の仕事に繋がってるなぁと思う。この場所でこれから青春時代を過ごす皆さんには、是非自分の信じた道を突き進んで欲しいです。人と違ってたっていいんです。自分がいいと思った事を信じる勇気。これを持っていれば大丈夫。

楽しんでください!羨ましいなぁ(笑)

Sho Wada


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