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パソコンの先には、人がいる。多様な意見を持っている。
それを想像して、創造しよう。

パソコンを使うことが当たり前の世の中になりました。文化学院でも、「情報リテラシー」関連の科目を複数用意。いずれも必修科目にして、技術指導に力を入れています。
しかし、ビジネスソフトの操作マスターを目標にはしません。クリエイターにとってパソコンは、あくまでも「表現の道具」のひとつです。
使い慣れた「鉛筆」や「ノート」のように自分の思いや考えをカタチにできるコミュニケーションツールにしたいと考えています。
社会の一員として、公正な見方を身に付けよう。
あなたは、携帯電話を持っていますか。自宅にパソコンはありますか。そのどちらかで、友達とメール交換していませんか。ブログを開設して、写真付きのメッセージを発信していませんか。
インターネットや携帯端末の発達で、今や小中学生でも情報機器を使いこなし、新しいコミュニケーションを楽しんでいます。しかし、その一方で、出会い系サイトを通じた犯罪、学校裏サイトを介した「いじめ」が社会問題になっています。とても由々しき事態ですよね。
そこで『情報A』という授業では、インターネットを有効に活用すべく、「情報を読み解く」ことに力をいれます。発信されたその情報は、ほんとうに正しいのか。人を傷つけていないか。そういった疑問点や問題点をひろいあげ、あなた自身の価値観で判断してもらいます。それにはまず、「パソコンの先にいろんな人がいること」を知る。インターネットは双方向コミュニケーションであり、「情報発信者も受け手も、みんな社会の一員であること」を認識する。そうしたスタンスから世の中や人々の行いを見つめ、公正に物事を捉える姿勢を身に付けてもらいます。
技術の習得より、考えて、表現することを重視。
『PC』という授業では、パソコンの使い方を学びます。使用する機種は、マッキントッシュのノート型パソコン。携帯音楽プレーヤーiPodで有名なコンピューターブランドです。
では、なぜマッキントッシュを選んだのかというと、デザインをするのに最適だから。文章作成だけでなく、写真の加工、映像編集、グラフィック処理、これら一通りのソフト操作が比較的短い期間でマスターできます。つまり、そのぶん、クリエイティブワークの時間にあてられるというメリットがあります。
文化学院は開校以来、「自分自身で考える」ことを重視してきました。したがって、この『PC』の授業でも、単にパソコンの操作を覚えるのではなく、生徒それぞれの「思考タイム」をたくさんもうけたいと考えています。パソコンは、あくまで「表現の道具」です。パソコンの技能より、自分の考えをいかにスムーズに表現できるかにポイントを置きます。
使い道の幅が広がるのも、パソコンのいいところ。
パソコンのEメールは、ケータイメールのように、連絡手段としてとても便利です。その他にも、パソコンはいろんな使い道があります。例えば、学級新聞を作成し、校内の掲示板に貼りだしたり、ビデオ撮影した学校の様子をパソコンで編集して、携帯端末でご両親に報告したり、アイデア次第で、いくつもの活用法が生まれるでしょう。
プロの音楽家や作家から「パソコンと出会うことで、作品づくりに幅がでた」という声をよく耳にします。皆さんにも、パソコンに触れることで、自分の隠れた可能性を探って欲しいと思います。



