| 講演 | 木村文雄 (建築家、積水ハウス株式会社・総合住宅研究所 サステナブル デザイン ラボラトリー 所長) |
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| 聞き手 | 柏木博(デザイン評論家、文化学院 特別顧問、武蔵野美術大学教授) |
| テーマ | 〈経年美化〉──生きることと住まうこと サステナブル デザイン ラボラトリーの取り組み |
| 日時 | 2009年12月18日(金) 19:00~21:00 |
| 費用 | ワンコイン(500円) コーヒー・お菓子・資料代として |
| 場所 | 文化学院・2階マルチスペース |
| 主催 | 文化学院 クリエイティブ・メディアセンター |
はんなりした家、すがしい家──これからの住居は、快適な空間に住まうというだけでなく、時の流れを住まう、四季の繊細な変化とともに住まう、という「時間」の感性、が織り込まれた考え方に、根本から変わってゆく必要があるのではないでしょうか。
それは、地球に優しい、あるいは自然とともに、といった共生感を意味するに留まりません。何より、都市に住まう人──こどもたちだけでなく大人も──が、経年とともに生きること・生活することに新たな美しさやかけがえのない価値観を発見する、そんな「経年美化」の発想が、住まいのデザインにはさりげなく必要ではないかと考えています。
ハード面では、建物の寿命を延ばすことはもちろん重要です。スクラップ&ビルドの時代から、良質な住宅をストックし循環させる時代へと変わらなければなりません。そのためには、ハード面だけを強化するのではなく、住まいに対する考え方を根本から変えていく必要があるのです。
2006年春、東京国立市に建設された経年美化を目指したプロトタイプ住宅「サステナブル デザイン ラボラトリー」の発想と実践をもとに、これからの住まいについてみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
積水ハウス株式会社・総合住宅研究所
木村文雄