3月のクリエイティブ・カフェは震災の影響を勘案して、延期とさせて頂きました。本テーマによるカフェは、後日、あらためて開催の予定です。
| ゲスト | 浜田哲生(はまだ てつお) 1946年生まれ。プロデューサー。プロデュース・センター代表取締役。ビートルズの音楽性と先駆性に着目し、評論活動とその実践として独自なファン・クラブ活動を展開、日本のビートルズ文化を育んできた。「ジョンとヨーコのクリスマス平和集会」「ビートルズ復活祭」「ビートルズ展」「Dream Power ジョン・レノン・スーパーライブ」などのイベントや「ザ・ビートルズ全記録」、「ビートルズの歩き方」などの出版のプロデュースを手がける。また、「ビートルズ・アンソロジー」、「ジョン・レノン・ミュージアム」、「イマジン・ピース・タワー」など、ビートルズ、ジョンとヨーコ関連のプロジェクトの日本のコーディネーターを務めている。 |
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| テーマ | ビートルズに学ぶ創造と伝承 20の法則──1960年代から2011年へ |
| 日時 | 2011年3月18日(金) 19:00~21:00 |
| 費用 | 500円(コーヒー・お菓子代として) |
| 場所 | 文化学院・2階マルチスペース |
| 主催 | 文化学院 クリエイティブ・メディアセンター |
1962年にイギリスでデビュー、1964年にアメリカで大ブレイクし、1970年に解散した音楽グループ「ザ・ビートルズ」。
1960年代前半、アメリカの大衆音楽が支配的だった時代において、辺境のひとつに過ぎないイギリス・リバプールに生まれた素人バンドがアメリカでブレイクすることは、まさに革命だった。このグループの音楽と文化は今なお大きな影響を与え続けていると言われるが、彼らが何を示し、何を成したのか、そして彼らが与えた影響とは何であったのか、一般にはその実相はあまり知られていないのではないか。
そもそもビートルズとは、何であったか?
ビートルズが誕生した1960年代初頭のリバプールには、100を超えるバンドが生まれ、総じて彼らの演奏形態には、それまでにない特徴があった。それだけでは、むろんビートルズを語れないが、当時の若者にとってそれは重要な出発点だった。
1960年代前半、ビートルズは成功した「アイドル」の地位に登りつめるが、1960年代後半にはその地位を捨てて「アーティスト」へと昇華してしまう先駆となる。彼らのこの変異は、音楽史のみならず文化史にも新たな分岐と書きかえを迫ることとなった。
しかも彼らは1970年に自ら解散を宣言する。このことは、ビートルズの影響力を考える上で決定的な出来事だった。彼らの解散は、それ以降、主にアメリカと日本において特異な現象を引き起こしていくのだった。
1960年代という時代のなかで起きたビートルズにまつわる出来事を一つひとつ検証することで、いくつかのことが垣間見えてくる。ビートルズが、1960年代から70年代の大衆の音楽と文化を考察する上で極めて重要なキーであることに変わりはないが、それが2010年代にどのような意味を持つのか、また、そこから何を学ぶかについて、ともに考えてみたい。なお、当日、参考になるビデオの上映も準備いたします。
(浜田哲生)