

その奇想天外な設定とストーリーテリングの卓抜さから、一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たした、万城目学。デビュー作「鴨川ホルモー」では京都を舞台に、オニを操る若者たちの青春を。第二作「鹿男あをによし」では奈良を舞台に、人間の言葉を話す鹿から人類を救うことを命じられた男の奮闘を、ユーモアたっぷりに描きました。
本映画の原作「プリンセス・トヨトミ」で、万城目氏が満を持して選んだ舞台は大阪。
「豊臣家の末裔が生きていた!」「大阪は独立した国家だった!」という奇想天外な設定で、東京から大阪に足を踏み入れた会計検査官と、400年間“あるもの”を守り続けてきた大阪の男たちとの攻防。その今まで以上にワクワクする“大ホラ話”は、第141回直木賞候補にも選ばれました。そして遂に、物語の舞台となる大阪の全面協力を得て、驚天動地のエンターテインメント『プリンセス トヨトミ』として映画化が実現しました!
● キャスト・スタッフ

鈴木雅之 監督
物語のカギを握る登場人物を、日本映画界を代表する豪華キャスト陣が演じます。まずは、東京から大阪の地を訪れた三人の会計検査院調査官。“鬼の松平”の異名を持ち、一切の妥協を許さない会計検査院副長・松平元役を堤真一。“ミラクル鳥居”と呼ばれ、天性の勘で功績をあげる女性調査官・鳥居忠子役を綾瀬はるか。日仏のハーフで容姿端麗な新人エリート調査官・旭ゲーンズブール役を岡田将生。そして、普段はお好み焼き屋だが、実は大阪国総理大臣?!だという真田幸一役を中井貴一。
監督は、2007年度邦画NO.1ヒットを記録した『HERO』の鈴木雅之。脚本は、「やまとなでしこ」「恋ノチカラ」などの大ヒットドラマを手掛け、最近では映画『重力ピエロ』で高い評価を得ている相沢友子。監督・鈴木雅之、脚本・相沢友子という2008年にTVドラマ化され、“まれにみる快作”と高く評価された、同じく万城目学原作の「鹿男あをによし」チームが再結集。さらにスケールアップされた万城目ワールドに挑戦します。
● ストーリー
7月8日金曜日、午前4時 ―― 大阪が全停止した。
遡ること4日前の月曜日。東京から大阪に三人の男女がやって来た。彼らは会計検査院の調査官。その仕事は国家予算が正しく使われているのかを調べること。三人は順調に大阪での実地調査を進め、次の調査団体のある空堀商店街を訪れる。その商店街には、ちょっと変わった少年少女がいた。お好み焼き屋「太閤」の一人息子・真田大輔は、「女の子になりたい」という切実な悩みを抱え、その幼馴染・橋場茶子は、大輔とは対照的に男勝りで、学校でいじめられる大輔をいつも守ってきた。
そんな空堀商店街を訪れた調査員一行は、社団法人「OJO(大阪城跡整備機構)」に不審な点を感じる。徹底的な調査を重ねるも、経理担当の長曽我部にのらりくらりとかわされてしまう。諦め始めた鳥居も「これでもしOJOが嘘をついているとしたら、大阪中が口裏を合わせていることになっちゃいますよ」と不満をもらす。そのとき、松平の脳裏にある考えがひらめいた。「そうだ、大阪のすべての人間が口裏を合わせている!」意を決して、再び「OJO」を訪れた松平の前に現れたのは、お好み焼き屋「太閤」の主人・真田幸一だった。そして、発せられた幸一の言葉に松平は耳を疑った。
「私は大阪国総理大臣、真田幸一です」
● 応募方法
文化学院の試写会予約フォームよりお申込ください。
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