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おしらせ トピックス

● 本ページの情報は2012年度のものです。

講師の小林智先生の作品が、美術新人賞「デビュー 2013」にて入選しました。

高等課程 総合芸術科 美術コース・文芸コース講師の小林智先生の作品が、美術新人賞「デビュー 2013」にて入選しました。

公募展名

美術新人賞「デビュー 2013」

入選作品による展覧会

会期:2013年3月11日(月)―16日(土)
フジヰ画廊(銀座)
ギャラリー和田(銀座)
詳細はこちら。http://www.gekkanbijutsu.co.jp/debut2013/

なお、2月20日発売の雑誌『月刊美術』誌上に入選作品と作者コメントが掲載されています。

2013年2月28日

2月18日―2月23日、文化学院高等課程文芸コース1年「英語の手作り絵本展」を文化学院2Fマルチスペースで開催します。

「英語の手作り絵本展」
日時 2013年2月18日(月)―23日(土)
10:00―17:00
場所 文化学院2Fマルチスペース
備考 専門課程・高等課程 美術作品展 同時開催

文化学院高等課程文芸コース1年「英語の手作り絵本展」を開催します。

2013年2月6日

2月2日(土)、3日(日)に文化学院 演劇専攻2年生 卒業公演「戦場のピクニック」を文化学院13階講堂にて開催します。

2月2日(土)、3日(日)に文化学院 演劇専攻2年生 卒業公演「戦場のピクニック」を文化学院13階講堂にて開催します。

演劇専攻2年生 卒業公演「戦場のピクニック」
日時 2013年2月2日(土)13時/18時
2013年2月3日(日)13時
会場 文化学院13階講堂
料金 無料公演
予約方法 電話またはメールで、お名前、電話番号、希望日時、人数を下記までお知らせ下さい。
予約
お問い合わせ
学校法人文化学院 
担当:南野・原田
TEL:03-3294-7551
E-MAIL:engeki-seiyuu@gakuin.ac.jp
※こちらからの返信をもちまして、予約完了とさせていただきます。
※チケットは発券いたしません。当日会場にて、ご予約のお名前をお申し付けください。
※会場の都合上、ご予約がない場合、お入りいただけないことがございます。

2013年2月1日

3月21日(木)―29日(金)に劇団山の手事情社公演「ひかりごけ」を文化学院講堂にて開催します。

3月21日(木)に劇団山の手事情社公演「ひかりごけ」を文化学院講堂にて開催します。

劇団山の手事情社公演「ひかりごけ」
日時 2013年3月21日(日)―29日(金)
公演スケジュール詳細は(PDF版)よりご確認ください。
会場 文化学院講堂
料金 一般:前売り3,800円 当日4,300円
ペア:前売り7000円
チケット
購入方法
TEL:03-5760-7044
MAIL:ticket2013@yamanote-j.org
WEB:http://yamanote.shop-pro.jp/
上記いずれかの方法で、お名前、電話番号、ご希望日時、チケット種類、枚数をご連絡ください。
こちらからの返信をもちまして、ご予約完了となります。
チケット
発売日
2013年2月18日(月)
お問い合わせ 有限会社アップタウンプロダクション/劇団山の手事情社
TEL:03-5760-7044
E-MAIL:info@yamanote-j.org

2013年2月1日

3月3日(日)に文化学院 演劇・声優コース声優専攻第3期生卒業公演「飛んで孫悟空」を文化学院13階講堂にて開催します。

3月3日(日)に文化学院 演劇・声優コース声優専攻第3期生卒業公演「飛んで孫悟空」を文化学院13階講堂にて開催します。
拡大はクリックしてください

演劇・声優コース声優専攻第3期生卒業公演
「飛んで孫悟空」
日時 2013年3月3日(日)
14:00開演(13:30会場)
会場 文化学院13階講堂
お問い合わせ 文化学院声優コース
TEL:03-3294-7551
FAX:03-3292-8980

2013年2月1日

講師の小林智先生の作品が、「ビエンナーレOME2013」に入選しました。

高等課程 総合芸術科 美術コース・文芸コース講師の小林智先生の作品が、「ビエンナーレOME2013」に入選しました。

「ビエンナーレOME2013」
場所 青梅市立美術館
日時 2013年3月9日(土)―3月31日(日)
月曜休館
備考 入選作および画家審査員作品を展示
ビエンナーレOME2013

『満月』、サイズ50号、2012年(受賞作は別の作品です)
『満月』、サイズ50号、2012年
(受賞作は別の作品です)

2013年2月1日

専門課程アート・デザインコース「器の制作とラーメン試食会」について。

寒い季節はラーメンが一層美味しく感じますね。学生たちと美味しくラーメンを食べたい一心に、器を自らつくりラーメン専門店で使用する企画です。
夏のころから、学生達とどのようなラーメンが好きかを考えてきました。たとえば、醤油・塩・味噌などの味、鶏がらや豚骨などのスープ、麺の太さや形状などについてイメージを膨らませ、9月よりそれらにマッチしたどんぶりのフォルム、サイズ、ロゴのデザインと設計に入ります。
形は電動ロクロと紐作りで一つずつつくり、技法の違いが作品にどのように変化をもたらすのかを体感しました。
完成された作品は、文化学院の文化祭「秋の集い」(10月中旬)で展示しました。

器の制作とラーメン試食会 器の制作とラーメン試食会

完成したラーメンどんぶり群(展示風景)

外観
外観

12月の上旬に日頃よりラーメンについて研究されている「イラストレーション」担当の青木健先生の呼びかけで、西新宿のラーメン専門店「麺処hachi」の國村店長さんに協力して頂くことになり、手づくりのどんぶりでラーメンの試食会を行ないました。

醤油ラーメン
醤油ラーメン

今回、器の制作側からみた形状的な思考から、陶芸の素材の決定、完成にいたるまでの各工程における基本的な特徴に触れると同時に、より美味しく提供するための具財のチョイス、スープの色合い、味、器を含めた盛り付けかたなど、使用する立場からのご意見を頂くことができました。
最高に美味しく頂くことができました。
ラーメンは奥が深いです。大好きです!

器の制作とラーメン試食会

器の制作とラーメン試食会

器の制作とラーメン試食会

2013年1月30日

2013年1月28日に、山の手事情社の安田雅弘先生を御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「若いうちにワクワクを見つけよう」
日程 2013年1月28日(月)
時間 15時40分―17時30分
場所 文化学院講堂
講師 山の手事情社/安田雅弘
http://www.yamanote-j.org/

自己紹介

演出という仕事。
実際の映像(ダイジェスト)。 → 山の手事情社公演。
「タイタス・アンドロニカス」。

  • 原作:W.シェイクスピア、ハイナー・ミュラー。
    ローマ時代が舞台。復讐劇。

「傾城反魂香」(ダイジェスト)。 → 山の手事情社公演。

  • 原作:近松門左衛門。
    室町時代が舞台。画家と遊女の恋愛劇。

「女殺油地獄」(ダイジェスト)。 → 国立ラドゥ・スタンカ劇場公演。

  • 原作:近松門左衛門。
    大阪が舞台。油問屋の放蕩息子が幼馴染を殺す。

海外公演・ワークショップの実際(シビウ・パリ)。

  • スライド。

演劇を始めたきっかけ。(ワクワクの始まり)

高校時代に初めて見た演劇。
大学で始めた活動。
演劇研究会での日々。

シビウで公演するようになるまで(私のワクワク)

世界の演劇祭、イギリス・エディンバラ、フランス・アヴィニョンなど。
東京にもある。
ロンドンでの失望 → シビウ国際演劇祭。
打率8割の驚き → 参加へ。

ワクワクを探す

世界は広い。地図上の世界ばかりではない。
他の表現分野に興味を持つ、踏みこむ。映画、音楽、美術、文学、演劇。
テレビや雑誌の情報は情報ではない。レトルト、インスタント食品。
自分の足で探す。すぐガイドブックに頼らない。打率1割の世界。
人生を豊かに過ごす。
自殺者の減らない日本。日本という国。
表現の世界はキミらを求めている。

今後の情報

2年生卒業公演「戦場のピクニック」。命がけの挑戦をさせている。
山の手事情社公演「ひかりごけ」。
フェイスブック、ホームページ。

2013年1月25日

2月1日(金)文化学院高等課程の文芸コース生徒と卒業生との朗読劇・コラボ(LIVE)が実現します。朗読劇シリーズ『岸田國士を読む』を開催致します。

朗読劇シリーズ『岸田國士を読む』 朗読劇シリーズ『岸田國士を読む』

朗読劇シリーズ『岸田國士を読む』
拡大(PDF版)はクリックしてください

生徒による「岸田國士朗読劇」の第二弾!

 2011年の秋の集いで高等課程文芸コースの生徒を中心に上演された『星の王子さま』からスタートした朗読劇。おかげさまで2012年は『星の王子さま』の再演(3月)、『スタンド・バイ・ミー』の体験授業での上演、そして秋の集いでは『走れメロス』『注文の多い料理店』『肉体の悪魔』と三作品上演が実現しました。
 今回行われる朗読劇シリーズ《岸田國士を読む》は、『星の王子さま』の上演の反響を伝え聞いた南青山MANDALAからのリクエストに応える形で実現したイベントです。昨年8月に行われた第1回開催では高等課程文芸コースの生徒と卒業生を中心に『命を弄ぶ男ふたり』『葉桜』『是名優哉』の3作品を上演。音楽を学院の卒業生が担当し、新旧学院生のコラボが実現し、大変好評を得ました。高校生が都心のライブハウスで公演するというまたとない機会ですので、ぜひお越し頂きたいと思います。

朗読劇シリーズ『岸田國士を読む』
日程 2013年2月1日(金)
時間 開場 18:30 開演 19:00
場所 南青山 MANDALA
最寄り駅は、地下鉄銀座線「外苑前」から5分。
出口(1A)より、ベルコモンズのある、青山3丁目交差点を左折。
〒107-0062 東京都港区南青山3-2-2
MRビル
TEL:03-5474-0411
チケット
(ワンドリンク付き)
学生 1500円 大人 3500円

2013年1月25日

高等課程 がれきに花を咲かせようプロジェクト、2月10日文化学院にてワークショップ開催致します。

福島県保原高校美術部の取り組みが、世田谷ロタリークラブの支援により銀座のギャラリー(銀座アートホール)にて展覧会をする事になりました。
生徒さんが展覧会で上京する際に文化学院の生徒とのコラボレーションでワークショップを2月10日に文化学院の実習教室にて行い内容としては、両校の生徒が素焼きの植木鉢に絵付けをします。
焼き上がったら福島の震災で被災された方々の所へ送る事になりました。

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」 「がれきに花を咲かせようプロジェクト」
拡大(PDF版)はクリックしてください

がれきに花を咲かせようプロジェクト
日程 2013年2月5日(火)―2月10日(日)
時間 11時00分―18時00分(最終日は16:00)
場所 銀座アートホール1階/2階
東京都中央区銀座8-110 銀座コリドー街
03-3571-5170
ワークショップ 2月10日(日)
文化学院 実習教室

2013年1月25日

相良裕介先生の作品が、「3331 アンデパンダン・スカラシップ展 vol.3」の出品作に選出されました。

高等過程および専門課程アート・デザインコース講師の相良裕介(さがら・ゆうすけ)先生の作品が、「3331 アンデパンダン・スカラシップ展 vol.3」の出品作に選出されました。展覧会は秋葉原の「3331 Arts Chiyoda」にて、2013年1月26日より開催されます。
詳細は下記をご参照ください。

http://www.3331.jp/schedule/001796.html

2013年1月17日

2013年1月21日に、嶋本静子先生を御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「〈香り〉を感じる、〈香り〉を伝える」
日程 2013年1月21日(月)
時間 15時40分―17時30分
場所 文化学院講堂
講師 嶋本静子 先生

プロフィール

香り研究家。福岡県出身。東京女子大学卒業。『源氏物語』や『万葉集』など日本の古典文学における「香り」と、現代における「香り」のもつ意味を研究する。北鎌倉でさまざまな香りの品を揃えた工房「香り仕事」を主宰しながら、大学や市民講座などで数多くの連続講義を担当する。著書に『香りの源氏物語』など。

内容

「香り」は人間の五感――視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚――のうちで最も奥深い、言葉で表現しにくい感覚かもしれません。実際にいくつかの「香り」を体験し、それを言葉で表現してみます。きっと、すべての創作活動に必要な五感が研ぎすまされることでしょう。

  • *香りとは何か。自分の香りを知っている? 体臭と体香の違い。
  • *ワークショップ:
      (1-a)この香りは好きですか、嫌いですか? 気になりますか、なりませんか? 自分にまとってみたいと思いますか、思いませんか?
      (1-b)この香りから何を思い出しますか? 言葉にしてみてください。
      (2)オリジナル・コロン「野バラ」を手首につけて、香りを確かめる。
  • *香りの研究を始めたきっかけ。
  • *香りを切り口に古典文学を読んでみると……。
  • *〈香り〉(嗅覚)を訓練するということ。

2013年1月16日

読売新聞編集委員の飯塚恵子さんによる特別講義を開催いたしました。

読売新聞編集委員の飯塚恵子さんによる特別講義を開催いたしました。

2012年12月3日、「新聞記者の仕事――ニュースの最前線に近づく瞬間」と題し、世界一の発行部数を誇る読売新聞編集委員の飯塚恵子さんをお招きし、ご講義いただきました。現代においては、ネットから複数の情報を入手する手段があるため、紙の新聞離れが進んで久しいと言われますが、じつは取材から執筆、校閲に至るまで、政治・経済・文化・生活・国際などの広範な分野にわたって対象に直接コンタクトし、自分の目で確かめた情報を文章や写真で表現するという新聞のようなマスメディアの仕事は、変わらない価値をもっています(もちろん、新しいメディアが旧来のマスメディアをチェックしたり刺激したりという側面があり、新聞も大きく変わってきているところですが)。そのような価値をどうやって生み出すのか、新聞記者の実際の仕事についてお話しいただきました。

2003年、飯塚さんがロンドン支局に赴任中、イラク戦争が起こりました。その後、英軍に同行して取材をするという稀有な体験について、写真を交えながら伺うことができました。陸上自衛隊が駐留するムサンナ県サマワに向けて英兵の護衛を受けながら移動する過酷な旅。身の危険を伴いながらもニュースの最前線に近づいていくこと、そこで見聞きしたことを報道し、多くの人にありのままの現実を知ってもらうこと――そうしたジャーナリストの仕事の核心に触れた聴講生たちは、芸術・文化の創造と同様の熱をそこに発見したことでしょう。感性を揺さぶられる対象を自ら選びとり、誰からも強制されることなくその場所に出向いていって自分の目で周到に確かめ、時に他人の力を借りながら作品を仕上げてゆく、あるいはプロジェクトをまとめてゆく……芸術・文化の創造と報道の仕事は、その点で似ていると言えるかもしれません。

読売新聞編集委員の飯塚恵子さんによる特別講義を開催いたしました。 読売新聞編集委員の飯塚恵子さんによる特別講義を開催いたしました。
読売新聞編集委員の飯塚恵子さんによる特別講義を開催いたしました。 読売新聞編集委員の飯塚恵子さんによる特別講義を開催いたしました。
読売新聞社提供

生の出来事がどのような道筋を経て「ニュース」となるのか。それはだれの手によってなされ、だれに読まれようとしているのか。マスメディアと新しいソーシャルメディア、そして受け手としての読者がつねに自覚しておきたいことだと思います。飯塚恵子さんというひとりのジャーナリストの良心に触れた講義でした。

(特別講義事務局)

2013年1月15日

工芸美術作家の佐治ヒロシさんによる特別講義を開催いたしました。

工芸美術作家の佐治ヒロシさんによる特別講義を開催いたしました。

2012年11月12日、工芸美術作家の佐治ヒロシさんによる特別講義「工芸美術とは」を開催いたしました。

「芸術」と「芸事」の違いはなにか? 佐治先生は学生たちにこう問いかけます。「芸術」は常に変化し、革新がなされるもの。「芸事」は「達する」もの。したがって、芸術としての「工芸美術」と呼ばれる作品群は、常に動き、まとまってしまわない強さをもちます。

この講義は、ちょうど日展の開催時期に行なわれました。佐治先生は審査をなさったこともあり、展示されている作品群のなかから、漆、金工、木工、陶芸、ガラス、革、染色、織など、さまざまな素材を生かした特徴ある作品をご紹介いただきました。

2013年1月10日

2012年度イギリス語学研修の報告会を開催いたしました。

イギリス語学研修の報告会を開催いたしました。

イギリス語学研修の報告会を開催いたしました。

2012年8月下旬、高等課程の生徒7名と専門課程の学生1名が、イギリス南西部のボーンマスへ語学研修旅行に出かけました。ボーンマスはリゾート地で、治安の良いのんびりとした町です。それぞれが別々の家庭にホームステイしながら語学学校に通った2週間を報告しました。

まずは、大まかに2週間どのように過ごしたかを教員から説明し、その後生徒1人ずつから、研修中の楽しかったエピソードなどについて話してもらいました。それぞれが選んだ写真を2枚ずつスクリーンに映しながら、楽しそうに、時に照れくさそうに話してくれました。研修中に現地で16歳の誕生日を迎えたある生徒は、クラスメイトの写真を選びました。彼らとは最初は緊張してあまり話せなかったけど、徐々に打ち解けて仲良くなれたことが一番の思い出だと伝えています。どの生徒もそれぞれに楽しい思い出があり、充実した2週間を送れたことを報告しました。

じつは、この報告会の準備については、海外研修の最終日、イギリスからの飛行機に乗る前に生徒にお願いしていたのです。その時は、皆「できないよ~」などと言っていたのですが、当日になるときちんと発表してくれました。最後まで、英語や外国人とのコミュニケーション以外のことも広く学べた海外研修でした。

来年も、同じボーンマスの地で海外研修を行なう予定です。

(大矢千智)

2012年12月27日

2012年11月26日、TBSプロデューサーの石丸彰彦さんによる特別講義を開催いたしました。

TBSプロデューサーの石丸彰彦さんによる特別講義を開催いたしました。

『学校へ行こう!』『世界の中心で、愛をさけぶ』『華麗なる一族』『ROOKIES』『MR.BRAIN』『JIN ―仁-』『MONSTERS』――これらの作品を企画・プロデュースし、社会現象ともなるようなヒット作を生み出してきた石丸彰彦さんをお招きし、「結果は結果……でも途中経過」と題してお話しいただきました。

テレビドラマにおける「結果」のひとつとして「視聴率」がありますが、石丸さんがプロデュースされてきた作品の多くは高い視聴率を獲得しておられます。しかし、多くの人が作品のストーリーに興味をもち、それが話題となって視聴率が高くなっていくわけですから、まずもって物語そのもの、脚本が魅力的でなければなりません。そのことを真摯に実践しておられる石丸さんにとって、視聴率という結果は結果、しかしそれはつねに途中経過なのです。

石丸さんが本校においでになった時、神田川をはさんでちょうど正面に順天堂大学の病院が見える教室にお連れしました。じつはその場所こそ、石丸さんが「やり残したことがない」作品と語る『JIN ―仁-』が撮影された場所なのです。物語のなかで、幕末にタイムスリップする一人の医師(大沢たかおさん)が眼下の神田川の向こうに広がる街並を見渡すシーンがありますが、石丸さんはその同じ場所から撮影された江戸時代の写真を偶然にも発見するという幸運を体験されます。そして、まるでその一枚の写真に導かれるかのように、石丸さんはあらゆる面においてこの物語に傾注なさいます。大沢たかおさんはじめ俳優さんたちとの綿密なコミュニケーション、武田鉄矢さんのこれしかないというタイミングでのアドバイス、視聴率についての心理的な変化、ひとつひとつ丁寧に再現された幕末の医療器具など、感動的なエピソードを披露いただきました。

企画の立案から脚本執筆、キャスティング、撮影、予算管理や安全管理、編集、そして広報に至るまで、作品を創造する過程で石丸さんが大切にしておられる哲学に、おおいに刺激を受けた一日となりました。

(特別講義事務局)

2012年12月20日

2012年11月19日、キュレーターの林綾野さんによる特別講義を開催いたしました。

キュレーターの林綾野さんによる特別講義を開催いたしました。 キュレーターの林綾野さんによる特別講義を開催いたしました。

最近では『フェルメールからのラブレター』展など、多くの展覧会に関わっておられるキュレーターの林綾野さん。キュレーターの仕事は、コンセプトの立案から作品の選定、展覧会場の調整からPRに至るまで、長ければ数年の時間をかけて入念に準備されますが、フェルメールやゴッホの展覧会を例に、企画から開催までの体験を語って頂きました。

林さんは、より多くの人に作品に触れてもらうためのユニークな方法を実践しておられます。そのひとつが「アートと食」というテーマです。美術ファンのみならず他の関心から美術作品に興味をもってもらうための入り口としての「食」。たとえば、『没後120年 ゴッホ展』では、Soup Stock Tokyoとコラボレーションして「ゴッホのじゃがいものスープ」を考案したり、より多層的に展覧会を楽しむための書物『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』(講談社)を著わしたりなさっています。林さんのアイディアと情熱によって、食から美術へ、あるいは美術から食へ、という「関心のネットワーク」が今後も広がってゆくでしょう。

ps. 画家フェルメールは、オランダのデルフトで1632年に生まれます。その同じ年に、世界ではじめて顕微鏡で微生物を観察したレーウェンフックもデルフトで生を受けます(ちなみに哲学者のスピノザも1632年生まれ)。このふたりの交流については未知の部分が多いのですが、フェルメールの没後、レーウェンフックが遺産管財人になったことがわかっているなど、もしかすると光学的な興味のもとに観察と描写をふたりで協力しながら行なっていたかもしれないという好奇心がわいてきますが(浅田彰さんや福岡伸一さんの論に詳しい)、さて実際のところはどうだったのでしょうか……。
(特別講義事務局)

2012年12月19日

2012年11月5日、ドロンズ石本さんによる特別講義を開催いたしました。

ドロンズ石本さんによる特別講義を開催いたしました。 ドロンズ石本さんによる特別講義を開催いたしました。

2012年11月5日、ドロンズ石本さんによる特別講義「芸人ライフ~アメリカ大陸をヒッチハイクで縦断し、狂言の舞台に立ち、馬肉屋を経営する芸人は何を考えているか」を開催いたしました。

石本さんが『進め電波少年』(NTV)で、相棒と一緒に南米大陸をヒッチハイクで旅した時のエピソードは、驚きを超えて感動的でした。ペルーでは、日々の生活費を稼ぐためにコントをやるのですが、大きな人だかりができて、笑いと声援が起きていました。それを見ていたテレビ局のプロデューサーから誘われ、彼らは地元の番組に出演をはたします。そうかと思うと、車道の脇で別の車から発砲され危ない目にあったり、まさに命がけのサバイバルの旅となります。

その後、石本さんの仕事は領域を横断していきます。TV番組ではグルメレポートをし、舞台では狂言を舞い、木村拓哉主演のドラマ『南極大陸』(2011年)では俳優の仕事をされます。さらには恵比寿で経営する馬肉屋さんのお話まで、多彩な経験をもとに爽やかにお話しくださいました。

コントやグルメレポートについては、実際に学院生が舞台にあがり、石本さんの指導のもと即興で演じるなどのワークショップも行ないました。

石本さんは、どのような仕事においても「コミュニケーション」という経験がいかに大事かを強調されていたように思います。コントであれドラマであれ、「演じる」ということは、まわりの人をよく見て、話に耳を集中させる、ということから始まります。自分は常にまわりとともにある、というこうした姿勢があるからこそ、相手の反応を受け入れ、さらに自分が成長していくことに繋がるのでしょう。馬肉屋さんのカウンターに立ってお客さんと話をすること、石本さんにとってはそれもまた自分を成長させてくれるためのコミュニケーションなのだということが、学生たちに伝わった講義でした。

2012年12月13日

2012年12月3日に、読売新聞編集委員の飯塚恵子さんを御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「新聞記者の仕事――ニュースの最前線に近づく瞬間」
日程 2012年12月3日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 飯塚恵子 先生(読売新聞編集委員)

講義概要

「新聞記者の仕事――ニュースの最前線に近づく瞬間」と題し、イラク戦争時に英軍に同行して取材を行なった経験や、12月16日に行なわれる総選挙など、国内外の政治をどう読み、記事にしてゆくか、お話しいただきます。

新聞記者の仕事。

*体験から。

新聞、テレビの報道の記事は、「取材」した材料で成り立っている。

*どうやって取材するのか。
*何がニュースなのか。

今まさに激しく動いている日本の政治について。

*不意打ちで衆議院解散を突きつけられた安倍総裁。
*12月16日に起きること。

イラクで取材したこと。

*日本のメディアが消えたイラク。
*ニュースの最前線に近づくこと。

講師プロフィール

飯塚恵子(いいづか・けいこ)
読売新聞編集委員。上智大学外国部学部英語学科を卒業後、読売新聞社入社。政治部記者として首相官邸、自民党、外務省、防衛庁(当時)、那覇駐在などを担当。途中、米国フレッチャー法律外交大学院で法律外交修士(MALD)修了。ロンドン特派員、米ブルッキングス研究所客員研究員、政治部デスクを経て現職。

2012年11月29日

第3回 文化学院 公開講座が、12月2日(日)に開催されます。作家の辻原登さんと政治学者の中島岳志さんのトークです。

公開講座「ことばは人を救えるか??いま、若者の〈生きる〉を問う 秋葉原事件から」

第3回文化学院 公開講座のご案内

このたび文化学院では、作家の辻原登さんと政治学者の中島岳志さんをお招きし、公開講座「ことばは人を救えるか??いま、若者の〈生きる〉を問う 秋葉原事件から」を開催いたします。

本講座では、家庭における教育の役割や親子間のコミュニケーションについて、改めて見つめ直してみたいと考えています。現代の子供たちは、ネットによる膨大な量の情報に囲まれて暮らしていますが、そのことは日々の生活にも大きな影響を及ぼしています。

複雑で多様な情報に翻弄されたり、自己を見失ったり、混乱したりすることなく、まわりと協調しながら問題解決を図れるようになるためにはどうしたらいいのでしょうか。そこで私たちは、社会を成り立たせている「ことば」について深く考えてみたいと思います。

人のことばに耳を傾け、共感したり自分の意思や感情をことばで相手に伝えたりすること。そのことの難しさを乗り越え、愛情に満ち溢れた自律的な個を育んでゆくために、私たち大人は何を感じ・考えなければならないのか、真摯に問いかける機会にしたいと思います。皆様のご参加を心からお待ちしております。

公開講座「ことばは人を救えるか??いま、若者の〈生きる〉を問う 秋葉原事件から」
ゲスト
辻原 登
小説家。1990年、『村の名前』で芥川賞を受賞、数々の名作を発表し、2012年に紫綬褒章を受賞。
中島岳志
政治学者。『秋葉原事件――加藤智大の軌跡』(朝日新聞出版、2011年)の著者。北海道大学大学院法学研究科准教授。
日時 2012年12月2日(日) 13時半開場、14時~16時半
場所 文化学院講堂
主催 文化学院
参加費 1000円(高校生以下は無料です)

お申し込み

お名前、ご住所、お電話番号、年齢、ご職業をご記入の上、電子メールかファックスにてお申し込みください。

e-mail:90-100@gakuin.ac.jp  fax:03-3292-8980

2012年11月28日

2012年11月26日に、TBSプロデューサーの石丸彰彦さんを御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「結果は結果……でも途中経過」
日程 2012年11月26日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 石丸彰彦 先生(TBSプロデューサー)

講義概要

数多くのドラマ作品を企画・プロデュースし、社会現象ともなるようなヒット作を生み出してきた石丸彰彦さんに、企画、脚本作り、キャスティング、撮影、編集に至るまで、作品を創造してゆく際のヴィジョンや方法論についてお話しいただきます。

講師プロフィール

1974年生まれ。株式会社TBSテレビ 編成制作局 ドラマ制作部 プロデューサー。バラエティ・ドラマの演出補を経て、『学校へ行こう!』のディレクターに。2003年、ドラマ・プロデューサーとなり、『世界の中心で、愛をさけぶ』『華麗なる一族』など話題作・ヒット作を手がける。2008年には社会現象ともなった作品『ROOKIES』、2009年には『MR.BRAIN』(この年の連続ドラマ平均視聴率第一位)、『JIN ―仁-』(この年の連続ドラマ最高視聴率第一位)をプロデュースする。また、映画化された『ROOKIES ―卒業―』は2009年の映画興行収入第一位となる。2010年には映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、2011年にはドラマ『JIN ―仁-』の完結編、『南極大陸』を手がける。
『日経エンタテインメント!』ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー 2010のグランプリや、米『ハリウッド・レポーター』誌の「アジアの次世代」(Next Generation Asia)に選出されるなど、国境を越えて注目されるプロデューサーとして活躍中。現在、日曜劇場『MONSTERS』のプロデュースを手がけている。

2012年11月22日

2012年11月19日に、キュレーターの林綾野さんを御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「美術展開催までのストーリー」
日程 2012年11月19日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 林綾野(キュレーター)

概要

美術館で開催される「展覧会」がどのように企画され、完成に至るのか、そのストーリーを体験を交えながらお話しいただきます。

キュレーターの仕事。

これまで関わってきた展覧会。

アーティストについて。

美術を身近に感じてもらうために取り組んできた「画家たちの食卓シリーズ」など、ユニークなアーティスト紹介方法について。

美術展開催までのストーリー。

展覧会の企画、制作、運営の流れ。

講師プロフィール

林綾野(はやし あやの)
神奈川県生まれ。美術館での学芸員を経てフリーのキュレーターに。展覧会の企画や美術関連の書籍の企画・執筆を手がける。著書に『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』(講談社、2011年)など。

2012年11月16日

2012年10月29日、歌人の笹 公人さんによる特別講義「石の上にも10年」を開催いたしました。

「石の上にも10年」

「才能とは人をよろこばせるものであり、自分のやりたいこととは違う。自分がなにに向いているのかを見極めるためには、ある程度打ち込まなければわからない」。

歌人笹公人さんの学生時代から現在までの道のりを聞くと、このように語られることばにはなんとも説得力がある。

高校時代、寺山修司の短歌と出会い、作歌をはじめる。しかし目立ちたがり屋の性格から、短歌の世界にとどまらず、ロックミュージシャンを夢見て活動し、CDデビューも果たし、短歌のほかにも小説家を目指して創作をしたり、手作りの作品集を売り歩いたりと、じつにさまざまな表現活動を続けていた。売り歩いた作品集を面白がった慶応の大学生が、その当時としてはめずらしくネット上にアップしたことで、短歌が編集者の目にとまり、歌人デビューへとつながっていく。本当になりたいのはミュージシャンなのに、作詞作曲はできるのに、短歌ばかりが注目されて褒められる。

シャンプーの髪をアトムにする弟 十万馬力で宿題は明日
「ドラえもんがどこかにいる!」と子供らのさざめく車内に大山のぶ代
少年時友とつくりし秘密基地 ふと訪ぬれば友が住みおり
中央線に揺られる少女の精神外傷(トラウマ)をバターのように溶かせ夕焼け
(笹公人『念力家族』、インフォバーン、2004年)

「うまくいかない」「悩む」「落ち込む」ことを見つめることは天職につながると笹さんは考える。もともと学校の勉強があまり得意でなかったから、その分妄想をしていた。その妄想が短歌と言うかたちになり、多くの人によろこばれることになった。笹さんの短歌を楽しんでくれる人がいるから、次の仕事がくる。それが天職であると感じたのは、作歌に打ち込んでみて10年経った頃だった。10年間、一日3時間のめり込んでみて、10年経った頃には1万時間を費やしたことになる。そのとき、自分に向いているものがなにかハッキリしたという。

「自分が何をしたらいいのかわからない」という人は、まずは自分の悩みや落ち込みを見つめてみるといいのではないだろうか。

2012年11月15日

講師の赤坂真理さんが毎日出版文化賞を受賞されました。

専門課程文芸コース講師の赤坂真理さんが、小説『東京プリズン』で、第66回毎日出版文化賞を受賞されました(文学・芸術部門)。贈呈式は2012年11月28日、東京プリンスホテルにて開催されます。

2012年11月8日

2012年10月15日、POSTALCO(ポスタルコ)を主宰するデザイナー、マイク・エーブルソンさんによる特別講義「Good Mess すてきなメチャクチャ」を開催いたしました。

マイク・エーブルソンさんによる特別講義「Good Mess すてきなメチャクチャ」

京橋の一角にたたずむマイク・エーブルソンさんのデザイン・ショップ、POSTALCO(ポスタルコ)。店内には、マイクさんが心をこめてデザインしたオリジナルの商品が置かれ、訪れる人の口元をふと緩ませる。それくらい、わくわくどきどきするような体験ができる場所なのである。

さて、マイクさんをお迎えしての講義。笑顔がとても素敵なマイクさんは、学生たちにクッキーとチャーハンの写真をまず見せる。みな一様に不思議そうな表情を浮かべる。種明かし。使う食材はいつも同じなのに、何度調理しても毎回違うもの――違う形、違う見た目、違う味、違う盛り方――になる、そこが面白い、とマイクさんはにこにこしながら話す。なるほど、クッキーやチャーハンは彼にとっては毎回が「イレギュラー」でユニークな存在なのである。

ノートブックをデザインする。しかしマイクさんは同じものを大量生産しない。ひとつひとつが異なる「イレギュラー」なノートをデザインしようと発想する。そう、まさにクッキーやチャーハンのようなノートのアイディアを練るのである。

そこでマイクさんは、毎回違う絵柄を刷ることができる簡易な仕掛けの印刷機(wheel printer)を手作りでつくってしまう。本体に取り付けられたインクの車輪が、ちょうど車のタイヤが路面と接するようにノートの表紙に接し、車輪の痕跡がカラフルに表面に刷られる。

http://postalco.net/p86.htmlを参照ください)

マイクさんは言う。「車輪にとても興味をもった。ひとつのことしかできないのに、いろいろなものをつくることができる」。ひとつひとつ表情の異なるノート。同じものは存在しない。ショップで自分のお気に入りを選ぶ楽しみも増える。

「フルーツは一個一個、形も色も違う。フルーツを選ぶみたいに自分の好きなデザインを選んでほしい」。

車輪がどんな形と色の痕跡を紙に刻印するかは偶然の要素が大きい。マイクさんは日常生活において、偶然見つけたり、偶然気づいたりする時間をとても大切にしている。ものづくりにおいては、アイディアは思いがけないキッカケで始まるのだから。

職人であり、工作機械開発者であり、芸術家であり、印刷工であるマイクさん。それらすべてが彼のデザインなのである。

12月で京橋のショップはクローズし、渋谷に移転します。
開店が楽しみです。(特別講義事務局)

マイク・エーブルソンさんによる特別講義「Good Mess すてきなメチャクチャ」 マイク・エーブルソンさんによる特別講義「Good Mess すてきなメチャクチャ」

2012年11月7日

11月5日に、芸人 ドロンズ石本さんを御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「芸人ライフ―アメリカ大陸をヒッチハイクで縦断し、狂言の舞台に立ち、馬肉屋を経営する芸人は何を考えているか」
日程 2012年11月5日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 ドロンズ石本(芸人)

講師プロフィール

ドロンズ石本
1995年、大島直也と「D.R.U.G(ドラック)」を結成。1996年に「ドロンズ」に改名。1997年にNTV『進め電波少年』の企画「南米アメリカ大陸横断ヒッチハイク旅」に挑戦。帰国後、CX『DAIBAッテキ』で、MCに挑戦し、EX『いきなり!黄金伝説。』では大食い企画などに出演。2003年大島直也が俳優に転向のため、コンビ解散。ドロンズの名を残し〈ドロンズ石本〉として活動。グルメ番組や旅番組などのレポーターのみならず、ドラマ映画などの俳優業にも挑戦(所属事務所ホームページをもとに構成)。

内容

芸人ドロンズ石本が達成した、普通の人ではまず体験し得ない過酷なヒッチハイクの旅。その後、レポーター・俳優・狂言と幅広く活動し、さらには恵比寿で馬肉屋の経営もする石本氏の原動力とは何か。芸能界で最も競争の激しい芸人の世界で生き抜く石本氏の魅力に触れます。

2012年11月2日

高等課程講師の小林智先生の展覧会が開催されます。

高等課程総合芸術科美術コース・文芸コース講師の小林智先生のグループ展が、千葉県柏市の柏市民ギャラリーにて開催されます。展覧会では日本画、染織、油絵、陶芸、漆芸、ガラス、彫刻など、柏市にゆかりのある21名の作家による作品が展示されます。小林先生は5点作品を出品されます。

展覧会名 『共晶点 ~柏ゆかりの新進作家~』
場所 柏市民ギャラリー(柏駅 高島屋ステーションモール8F)
日時 2012年11月10日(土)―11月13日(火)
10:00―20:00(初日は13:00から、最終日は18:00まで)
入場無料

展覧会のサイト

アートラインかしわ2012
bitly.com/XIL7zY

また小林先生は、このたび『第27回柏市美術展』で審査員特別賞を受賞されました。作品は以下にて鑑賞することができますので、皆様ぜひ足をお運びください。

展覧会名 『第27回柏市美術展』
場所 柏市民ギャラリー(柏駅 高島屋ステーションモール8F)
日時 2012年11月14日(水)―11月19日(月)
10:00―20:00(初日は13:00から、最終日は18:00まで)
入場無料

展覧会のサイト

摘水軒記念文化振興財団
bit.ly/XWFGyr

2012年11月1日

明星研究会主催(後援:文化学院)の「詩歌が思想と出合うとき~晶子・啄木・白秋の20世紀」を、12月1日(土)に御茶の水・文化学院にて開催いたします。

明星研究会主催(後援:文化学院)の第6回パネルディスカッション「詩歌が思想と出合うとき~晶子・啄木・白秋の20世紀」を、12月1日(土)に開催いたします。場所は御茶の水の文化学院です。

今年は与謝野晶子、北原白秋の没後70年、石川啄木の没後100年にあたります。それを記念して、この3人の優れた文学者が、彼らの生きた時代の思想からいかに影響を受け、またはそこから身を反らそうとしたか、そしてそれが彼らの詩歌作品をどのように深化させたかについて検討します。
20世紀は変動する社会と相俟って、欧米から導入された多様な思想や社会的事象が知識人、文学者たちを刺戟しました。一方で日露戦争以後は、社会全体に市民意識・権利意識が高まり、大正に入るとさらに明確になります。
そうした時代の流れに敏感に反応した晶子、啄木。個の解放と耽美的世界を求める「パンの会」に身を置いた白秋。パネル・ディスカッションでは彼らの息づかいが聞こえるほどにその本質に迫りたいと思います。(以上は明星研究会のホームページより)

詩歌が思想と出合うとき~晶子・啄木・白秋の20世紀
日時 2012年12月1日(土)14時~17時 (13時30分開場)
場所 文化学院 ホール階(13F)
会費 一般 2,000円(資料代含む) 学生 1,000円(学生証提示)
定員 300人

お申し込み方法など詳しくは、http://www.myojo-k.net/をご覧ください。

2012年11月1日

10月29日に、歌人の笹 公人さんを御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「石の上にも10年」
日程 2012年10月29日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 笹 公人(歌人、文化学院卒業生)

講師プロフィール

笹 公人(ささ きみひと)
歌人。「未来」選者。NHK学園講師。
1975年、東京都生まれ。1999年、文化学院文学科卒業。
17歳の頃、寺山修司の短歌を読んだことをきっかけに作歌をはじめる。
1998年、宇宙ヤングでローランド・バンド・パラダイスに出場し、オーディエンス大賞を受賞。同年CDデビュー。
1999年、「未来短歌会」に入会。岡井隆氏に師事。
2003年、処女歌集『念力家族』(インフォバーン)を刊行。
歌集に『念力図鑑』(幻冬舎)、『抒情の奇妙な冒険』(早川書房)など。
他の著書に『念力姫』(KKベストセラーズ)、『笹公人の念力短歌トレーニング』(扶桑社)、
絵本『ヘンなあさ』(絵・本秀康、岩崎書店)、和田誠氏との共著『連句遊戯』(白水社)、
朱川湊人氏との共著『遊星ハグルマ装置』(日本経済新聞出版社)などがある。

公式ホームページ
http://www.uchu-young.net/sasa/

講義レジュメ

1.受験失敗 ~日芸事件~
2.文化学院での3年間
・お世話になった先生方
・同人誌、教室ライブ、学園祭などの活動
・文化学院(生)の特徴
3.不遇の時代 ~教育出版でバイト、宇宙ヤング、地下アイドル作詞家時代~
4.デビュー(『念力家族』、2003年)から今にいたるまで
5.過去の人生を肯定しよう
6.プラス思考賛美の罠
7.天職とは何か

2012年10月26日

専門課程・文芸コース2年生の吉田梓さんが、「第33回 山頭火全国自由律俳句大会」の山頭火生誕地賞(防府市長)を受賞しました。

山頭火生誕地賞・受賞作

  石ころにそれぞれの影がある日盛り  吉田推古

2012年10月24日

第3回文化学院 公開講座「ことばは人を救えるか??いま、若者の〈生きる〉を問う 秋葉原事件から」を、12月2日(日)に、文化学院(お茶の水)講堂にて開催いたします。

公開講座「ことばは人を救えるか??いま、若者の〈生きる〉を問う 秋葉原事件から」

2008年6月の「秋葉原無差別殺傷事件」をテーマとした書物『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』を手がかりに、小説家の辻原登さんと本書の著者で政治学者の中島岳志さんにお話し頂くスペシャル・クロストークです。
親子、友だち、同僚や上司……人と人とのあいだには、ことばによってさまざまな葛藤や確執、誤解や不一致が生じます。またとりわけ現代においては、大量のイメージや映像が現実空間にもネット空間にも溢れ、ことばの断片化が進んでいるとも言えます。
そんななかで、果たしてことばは私たちの、そして若者たちのコミュニケーションのありようを変えられるでしょうか。生き方をめぐる不安や期待、孤独感や幸福感、社会のなかの自分の居場所、他人への共感……私たちのいまの〈生きる〉を、ことばの役割とともに問いかけます。

公開講座「ことばは人を救えるか??いま、若者の〈生きる〉を問う 秋葉原事件から」
ゲスト
辻原 登
小説家。1990年、『村の名前』で芥川賞を受賞、数々の名作を発表し、2012年に紫綬褒章を受賞。
中島岳志
政治学者。『秋葉原事件??加藤智大の軌跡』(朝日新聞出版、2011年)の著者。北海道大学大学院法学研究科准教授。
日時 2012年12月2日(日) 13時半開場、14時~16時半
場所 文化学院講堂
主催 文化学院
参加費 1000円(高校生以下は無料です)

お申し込み

お名前、ご住所、お電話番号、年齢、ご職業をご記入の上、電子メールかファックスにてお申し込みください。

e-mail:90-100@gakuin.ac.jp  fax:03-3292-8980

お問い合わせ

e-mail:90-100@gakuin.ac.jp  tel:03-3294-7551(文化学院 公開講座担当まで)

2012年10月19日

高等課程、専門課程で「アート・デザインコース」担当の相良祐介先生が、「3331 arts chiyoda 千代田芸術祭 アンデパンダン展」にて、「スカラシップ 斉藤芽生賞」を受賞されました。

公開講座「ことばは人を救えるか????いま、若者の〈生きる〉を問う 秋葉原事件から」

高等課程、専門課程で美術の授業を担当している相良祐介先生が、「3331 arts chiyoda 千代田芸術祭 アンデパンダン展」にて、「スカラシップ 斉藤芽生賞」 を受賞されました。来年1月に3331 arts chiyodaにて受賞者によるグループ展を開催予定です。

展覧会期日

2012年9月16日~10月8日

審査員

  • 青木淳(建築家)
  • 東谷隆司(インディペンデント・キュレーター)
  • 齋藤芽生(画家)
  • 中村政人(アーティスト、3331統括ディレクター)
  • クワクボリョウタ(メディア・アーティスト)
  • 佐藤直樹(ASYL アートディレクター、3331 デザインディレクター、多摩美術大学准教授)
  • 塩見有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] ディレクター)
  • 森裕一(MORI YU GALLERY 代表)

作品詳細

3331 arts chiyoda 千代田芸術祭 アンデパンダン展
タイトル Paving 01,Paving02, Paving03
サイズ 写真左から、直径50cm、100cm、50cm
素材 パネルに油彩

作品コンセプト

都市の地面を覆うアスファルトをモチーフに制作をしています。東京という都市で生まれ育った私にとって、アスファルトで舗装された地面は、私を支える大切な大地であり、私達の暮らしを映し出す対象に感じるのです。
空間をアスファルト表面の一粒一粒で舗装するように描く行為は、自身を作品に閉じこめ、同時に映し出す結晶体になるのです。

受賞コメント

文化学院を卒業し、作家活動を続けてきて、このような賞を頂くことは、自分の創作活動の上で大変励みになりました。私が文化学院の学生に教えられることは、自分の作家活動から学んだことくらいしかないのかもしれません。これからも生徒と共に文化学院を盛り上げていけたらと思っています。 相良裕介

2012年10月19日

文化学院 高等課程アクターズ 声優専攻3年が「リボン・トッピー・スーのワクワク手相占い!」「三匹のマペットが繰り広げる ワクワク手相占い!」を開催いたします。

上映後は704教室で手相を見ながらお茶会!
あなたの秘められた才能、財運、恋愛運そして未来は?ワクワクしちゃう!

「リボン・トッピー・スーの
ワクワク手相占い!」
「三匹のマペットが繰り広げる
ワクワク手相占い!」
上映日時 10月20日(土)・21日(日)AM10:15~(約20分)
時間 講堂13階
声の出演 リボン/湖東健未
トッピ/衣田みゆき
スー/飯島由加理
作・構成・演出 兵藤まこ

「リボン・トッピー・スーのワクワク手相占い!」「三匹のマペットが繰り広げる ワクワク手相占い!」

2012年10月15日

11月18日(日)に「時を越えて ジュスカ・グランペール in 文化学院」を開催いたします。

11月18日(日)、学生プロデュース・コンサート「時を越えて ジュスカ・グランペール in 文化学院」を開催いたします。ゲストに相川理沙さんをお迎えします。詳しくは以下をご覧ください。

「時を越えて ジュスカ・グランペール in 文化学院」「時を越えて ジュスカ・グランペール in 文化学院」
拡大(PDF版)はクリックしてください)

時を越えて ジュスカ・グランペール in 文化学院
日程 2012年11月18日(日)
時間 16:30 開場/17:00 開演
場所 文化学院:ホール
出演 ジュスカ・グランペール
共演 相川理沙

チケット

一般販売 2012年9月28日(金)
e+【イープラス】http://urx.nu/2kC1

文化学院 体験入学参加者 入学希望者 無料ご招待!
詳しくは、学校広報まで... 0120-75-1921

2012年10月15日

10月15日に、POSTALCO(ポスタルコ)を主宰するデザイナー、マイク・エーブルソンさんを御迎えして、特別講義を開催いたします。

特別講義
テーマ 「Good Mess すてきなメチャクチャ」
日程 2012年10月15日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 マイク・エーブルソン(デザイナー、POSTALCO(ポスタルコ)主宰)

講師プロフィール

Mike Abelson(マイク・エーブルソン)

ポスタルコ(POSTALCO)は、マイク・エーブルソンとエーブルソン友理が 2000 年にニューヨーク、ブルックリンで活動を始めたデザインスタジオであり、equipment= 道具としてのプロダクトとして、バッグやステーショナリーなどを展開しているブランド。カリフォルニア、ロサンゼルス生まれのマイクは、パサデナのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業後、車社会のロサンゼルスからニューヨークに移り、人が物を運ぶ姿に魅了される。2007年には、三宅一生デザイン文化財団の主催で、「Carrying Research」展を開催。 ポスタルコをプラットホームにして、出版物や企業のためのデザイン活動を行なっている。

講義レジュメ

「企画は思いがけないキッカケで始まる」

魚の口の開閉の仕組みが、新しいタイプの印刷機になる?
200匹の蚕の世話をしていたらレインコートができてしまう?
人生のさまざまなことが偶然のキッカケで起きる、ならば偶然から製品を作り出す方法はあるの?
全ての問いに対して、「もちろん!」が私の答えです。

私にとって企画を進めることは散歩をするのと似ています。どこに向かうか決めないまま歩き始めたりする。最高の散歩は、そして最高の企画も、自分の直観に従ったときに起こるもののようです。
ものづくりは大好きですが、まったく予想外でものが出来上がったときが最も幸せです。予想外のことが起きると、私たちは直観を働かせます。目的に向かってまっしぐらに向かうことによって、その過程にある大事なディテールを見落とすこともよくあります。

この講義では、私がこれまでにつくってきたものを見ていただきながら、ポスタルコの製品と企画がどのようなプロセスで実現に向かったかお話しします。

直観に従うのは、霧の夜道を運転するのに似ています。3メートル先くらいまでしか見えませんが、家にたどりつくことはできますよね。

2012年10月11日

2012年9月24日、元紀伊國屋サザンシアター支配人の柳義男さんによる特別講義「劇場生活33年 熱狂の紀伊國屋演劇史」を開催いたしました。

柳義男さんによる特別講義「劇場生活33年 熱狂の紀伊國屋演劇史」

新宿の紀伊國屋ホールに27年間勤務し、井上ひさし、つかこうへい、野田秀樹ら、個性豊かな演劇人の舞台を手がけてこられた柳義男さん。本講義では、日本の演劇の歴史や彼らの創作に関わるエピソードなど、貴重な資料とともにお話しいただきました。

3年後に人々はどんな作品に熱狂しているのだろうか。予測はできないまでも、新しいものへの感性がどの方向にほとばしろうとしているのか。柳さんは時代を見据えながらそれを言葉にし、作家たちと一緒に作品としてカタチにしてこられました。演劇を「創作すること」の愉しみと熱が伝わってきたひとときでした。

2012年10月11日

専門課程アート・デザインコース 美術専攻 「プロジェクトワーク」の授業企画として和紙漉き体験を行ないました。

専門課程アート・デザインコース 美術専攻は、9月3日に「プロジェクトワーク」の授業企画として校外授業を実施しました。埼玉県比企郡小川町の「小川町和紙学習センター」で和紙漉き体験を行ないました。

専門課程美術専攻が大切にしている教育のひとつに、「素材の魅力や特徴を把握して、創作を試みる」ことがあげられます。

例えば、絵の具の原材料の把握と精製の仕方や、陶芸で用いる粘土の生い立ちや種類と特徴など、各材料の魅力を感じることで、深みのある作品が完成されると考えるからです。このような視点から、日頃の授業で無意識に使用している「紙」を自ら漉くことで、紙の素材感を個々に捉え、作品に反映させることを目的とした、和紙漉き体験をしてきました。

和紙の素になる植物である楮(こうぞ)とトトロ葵は地元で栽培され、小川町の澄んだ水を使用して漉いた和紙は文化学院に持ち帰り、アクアチント版画や、陶芸で制作した照明器具として、秋の集い(文化祭、10月20・21日)で展示をします。

和紙漉き体験授業

「小川町和紙体験学習センター」
のどかな町にある味わい深い建物です。

体験風景

和紙漉き体験授業和紙漉き体験授業

楮(こうぞ)という植物の皮むきです。
繊維部分が和紙になります。
皮の部分を残すと茶色い模様がランダムに入ります。
剥き方によって白色の和紙にもなるそうです。

「すきフネ」という容器で和紙を漉いていきます。
均等な厚みにするにはこつが必要で、思った以上に力を使い、終了後には腰が痛くなった学生も何人かいました。きっとその分大切に使用することでしょう。

和紙漉き体験授業

竹ひごで編んだ「簀」(す)で漉いた和紙を重ねていきます。約30cm×40cmの紙を一人5枚ずつ漉きました。「もったいなくて使えなーい!」という意見もでました。最終的に水分を絞り、乾燥させて完成です。

学校に戻り、「秋の集い」に向け、実際に自ら制作した和紙を使用して、絵画選択者は版画制作、陶芸選択者は陶器に和紙を貼り付けた照明器具を制作中です。ぜひご覧いただければ幸いです。

和紙漉き体験授業

照明器具の完成作品

2012年9月26日

11月12日、漆造形作家の佐治ヒロシさんによる特別講義「工芸美術とは」を開催いたします。

特別講義
テーマ 「工芸美術とは」
日程 2012年11月12日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 佐治 ヒロシ 先生

講義内容

工芸美術とは何かについて、実際の作品制作のスライドを見せて頂きながら、解説頂きます。

講師プロフィール

昭和24年漆芸作家 佐治賢使(文化勲章受章者)を父に東京に生まれる。文化学院美術家卒業。昭和55年日展初入選以後連続入選。日展特選2回、日展審査員5回。毎日新聞社「昭和の美術」において、昭和62年の工芸美術代表作として選出、また平成5年には国立近代美術館「塗りの系譜展」に選抜される。他にも「現在漆芸アメリカ展」(ニューヨーク展、デンバー展)、「日本の工芸・今 100選」(パリ展)等、数多くの海外展に選抜される。漆芸に留まらず工芸美術全般において後輩育成にも尽力している。現在、日展評議員、工芸美術日工会常務理事、千葉県美術会常務理事、市川美術会常務理事などを務める。

2012年9月26日

9月10日、女優の川久保州子さんによる特別講義「クラウン」を開催いたしました。

冒頭で、川久保州子さんによる「クラウン」のパフォーマンスを体験し、その後クラウン(道化)とコメディアンの違いなど、普段なかなか聞ける機会の少ない貴重なお話をいただきました。ここでは、講義の内容を振り返りながら改めてインタヴューを行ないました。

Q ヨーロッパのクラウンには長い歴史がありますが、川久保さんが留学されていたパリがその中心地なのでしょうか。

A ヨーロッパ全域で盛んだとは思いますが、大小さまざまな劇場や、いろいろな形態の演劇がパリに集まっていると思いますので、クラウンもパリが中心と言えると思います。

Q クラウンを演じる際、動作や表情以外にどんな点を大切にされていますか。

A お客様に向かって素直に対していること。動作や表情よりまずそこでしょうか。

Q 川久保さんはクラウンのどんな点に魅せられたのでしょうか。

A クラウンを演じるとき、人間のもつどんな要素も使える点だと思います。俳優も同じかもしれませんが、クラウンでは、どんなハプニングも使える点が面白い。あと、やっぱりいつも冗談で頭がいっぱい、という点に憧れました。

Q クラウン(道化)とコメディアンの違いはどんなことでしょうか。

A コメディアンは、ネタやアイデアで笑わせたいところを狙って笑わせる。クラウンは、ある「状態」を見せて笑わせる。たとえば、何か失敗をして、なんとか取り繕っているところや、得意なことをした時に嬉しそうにしているところなどを見せて、お客にクラウンの感情が伝わるように演じる。そこが、コメディアンと一番違うところでしょうか。

Q クラウン(道化)と演劇についてはどうですか。

A 私は、クラウンも演劇の一種だと思っています。どんな悲劇を演じる人にも、必要な要素だと思います。

Q 川久保さんの理想的なクラウン像についてお聞かせください。

A 演劇とちょっと離れるかもしれませんが、漫画『天才バカボン』の「バカボンのパパ」です。どんな衝撃的な出来事が起きても、馬鹿馬鹿しいアイデアで対応する。そのアイデアがホントに馬鹿馬鹿しいところが凄いと思います。

特別講義「クラウン」特別講義「クラウン」

2012年9月25日

10月1日、特別講義「イギリス・ボーンマス語学研修旅行報告会」を開催いたします。

8月下旬、高等課程の生徒7名と専門課程の学生1名が、イギリス南西部のボーンマスへ語学研修旅行に出かけました。それぞれが別々の家庭にホームステイしながら語学学校に通う2週間。海外で暮らす、海外で学ぶ、家族から離れて一人で行くにはまだ勇気はないけれど興味はある、観光旅行とは違う体験を期待してみたい……そんないろいろな想いをもって生徒たちは参加しました。

わずか2週間ですが、英語を学ぶだけでなく、語学学校で知り合ったさまざまな国のさまざまな人達との交流から、世界の広さについて知り、日本について考えました。ホームステイを通じて家族と家庭について思いをめぐらし、同じ学校の友達と行動を共にして優しさに触れ、みなが人間的に大きく成長をしました。参加者一人ひとりの言葉で、思い出がつまった2週間をご報告します。

2012年9月24日

つかこうへい原作『熱海殺人事件三部作』に、演劇・声優コースの在校生が出演しました。

つかこうへい原作『熱海殺人事件三部作』が、2012年8月23日(木)―26日(日)に、文化学院講堂にて開催されました(主催:北区AKT STAGE、協力協賛:文化学院)。

『友よ、いま君は風に吹かれて』では、演劇・声優コースの小島早希さん、藤村里穂さんが「謎の女」役で出演し、『モンテカルロイリュージョン』では、門馬和秀さん、木田航平さんが声による出演をはたしました。演劇・声優コースでは、こうしたプロの現場で学ぶ機会を大事にしています。

『熱海殺人事件三部作』に出演した演劇・声優コースの在校生からのメッセージ。

『友よ、いま君は風に吹かれて』に出演させていただいて、とても有意義な時間を過ごすことができました。なかなかこういった機会はないので勉強になりましたし、間近に役者の皆さんの熱を感じることもできて、私自身感化されました。このような貴重な機会を与えていただいて、とても感謝しております。 小島早希

『友よ、いま君は風に吹かれて』に出演させていただいて、ありがとうございました。終演後に「学生の内にプロの俳優の方と舞台に立てる機会は少ない」と言われて、改めてそう実感しました。ひとつの作品を作り上げるには、当然多くの人の力が必要で、自分にはそういった意識が足りませんでした。なので、反省点が殆どです。けれど、自分はやっぱりお芝居が好きで続けていきたいと思うきっかけになりました。本当はきっかけだけでなくやり遂げることのほうが大事だったのですが、それでも目標が明確になりました。経験だけで終わらせずに、今後の糧にできるように力をつけていきたいです。 藤村里穂

『熱海殺人事件三部作』に、演劇・声優コースの在校生が出演『熱海殺人事件三部作』に、演劇・声優コースの在校生が出演
公演の稽古風景

2012年9月20日

本校講師・村上祐資先生による若者へのメッセージ、「自分ヲ置換セヨ」。

[7月9日、村上祐資先生による特別講義「自分ヲ置換セヨ」が開催されました。本稿は、その講義内容をふまえ、講義後に村上さんと行なった幾度かの対話をもとに構成したものです。]

宇宙飛行士の向井千秋さんが村上さんにこう話したそうです。「南極は宇宙よりも遠い」と。帰還するのにかかる時間を物理的に考えると、南極から日本に戻るほうが、宇宙空間から地上に舞い戻るよりも時間がかかるのです。しかし、南極が宇宙よりも遠いと感じられる理由は、時間的な理由だけではないのでしょう。その言葉は、私たちの想像を超える、豊かな含みのある表現であると思います。

村上さんは今、「南極経由、宇宙行き」を志しておられます。第50次観測隊員として既に南極に暮らした経験のある村上さんにとって、次なる目標は地球の外という極地です。

村上さんは宇宙のある場所に「生活」を建築することを夢見ます。いや夢ではなく、極地にあるすべての生活の知恵を学ぶ旅という、夢の経由地に足を踏み入れておられます。彼自身を名指す職業は「極地建築家」であり、けっして「探検家」ではありません。
探検家は「極」を目指す。到達すること、踏破することが目標なのです。それに対して村上さんは普通の人であることを強調します。アスリートではない普通の人が南極や宇宙など極地で暮らすことができるようになるための方法のひとつとして、「すべての知恵を装備に置き換える」デザインを試みること。それが村上さんの仕事なのです。

さて、今回の特別講義は、「自分は何ものなのか?」について考え、それを表現することがテーマでした。自分の性格、特技、好き嫌い……そうした自分自身に関する曖昧な「感覚」を「情報」として意識すること、そしてその情報をメディアを通じて世の中の人に紹介してみることでした。
普通の人ではおよそ体験しないような「セレクション」という名の自己紹介、また社会から隔離された特殊な環境下からの情報発信を、数多く経験してきた村上さんならではの「表現」を考える授業でした。

村上さんはこう言います。「自分を客観視する術を確立していないと、人は他者に対して「自分を知って!」というアプローチを展開しがちです」。つい私たちは、周りがわかってくれるような表現方法をあまり意識することなく、ありのままの自分、未加工の自分をそのまま相手にぶつけてしまいがちです。しかし、周りがわかってくれない 、というスタンスで同じ場所に立ちつくさず、相手に伝わる方法(伝わりそうな方法)を意識して、自分自身を客観視したうえで「置換」してみること、そうしたことを考えるきっかけを村上さんは学生たちに与えてくださいました。

村上さんは「自分の場合、自分を客観視する方法は南極のような極地です」「また極地は、新しい自分を発見する方法でもあります」「極地では必ず選択が伴います。そして選択の結果はダイレクトに自分に返ってきます。……表現という行為にも必ず選択が伴います」と言います。観測員たちが、それぞれ南極を素材にしてブログで情報を発信したとしても、情報の選択の仕方・置換の仕方で相手への伝わり方は全く違ってくる、ということを、村上さん自身の南極でのブログ体験をもとに示されていました。

「宇宙よりも遠い」南極の時間とは、選択に向き合い、伝える相手と向き合い、剥き出しの自分と向き合い、そして返ってきた結果に向き合う、そういう時間のことです。そして南極とは、逃げることも、立ちつくすことも許されない、前に道もない、そういう場所のことなのです。

「私たちがふだん生きている世界とはまったく異なるリアルな南極。“極”の文字をもつその場こそ、自分がどうあるべきなのかを考えさせられる空間なのかもしれません」(文芸コース学生)。

相手に伝わるような方法で自分自身を知り直すこと、そしてそれ以前に相手は自分をどう見ているのかを客観的に意識すること、そのための方法を考えるきっかけに今回の講義はなったものと思います。(特別講義事務局)

特別講義「自分ヲ置換セヨ」特別講義「自分ヲ置換セヨ」

2012年9月13日

文化学院 特別講義へのご招待
――「新しい知との出逢い、未知との遭遇」

文化学院では、芸術・文化のさまざまな領域で活躍する方々をお招きしてお話しいただく「特別講義」を、毎週月曜日に開講しています。在校生の保護者の方々や、中学校・高等学校の生徒さん、教職員の皆様にもご聴講いただけます。

場所 文化学院(お茶の水)、13階講堂
日程 毎週月曜日 15時40分―17時30分

※聴講は無料です。
※事前のお申し込みは不要ですので、お気軽にお出かけください。

2012年度 これからの特別講義(9月―12月)

  • 9月10日 川久保州子(女優、道化師)「クラウン」
  • 9月24日 柳義男(紀伊國屋サザンシアター初代支配人)「劇場生活33年 熱狂の紀伊國屋演劇史」
  • 10月1日 イギリス・ボーンマス語学研修旅行報告会
  • 10月15日 マイク・エイブルソン(デザイナー)「GOOD MESS――すてきなメチャクチャ」
  • 10月29日 笹公人(歌人。『未来』選者)「石の上にも10年」
  • 11月5日 ドロンズ石本(芸人)「芸人ライフ―アメリカ大陸をヒッチハイクで縦断し、狂言の舞台に立ち、馬肉屋を経営する芸人は何を考えているか」
  • 11月12日 佐治ヒロシ(漆造形作家)「工芸美術について」
  • 11月19日 林綾野(キュレーター。『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』などを発表)「美術展開催までのストーリー」
  • 11月26日 石丸彰彦(TBSプロデューサー。『Jin―仁―』などを手がける)「結果は結果……でも途中経過」
  • 12月3日 飯塚恵子(読売新聞編集委員。英軍に同行してイラク取材を行なう)「新聞記者の仕事――ニュースに最も近づく瞬間」

2012年9月12日

2012年9月24日、元紀伊國屋サザンシアター支配人の柳義男さんによる特別講義
「劇場生活33年 熱狂の紀伊國屋演劇史」を開催いたします。

特別講義
テーマ 「劇場生活33年 熱狂の紀伊國屋演劇史」
日程 2012年9月24日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 柳 義男(やなぎ よしお)

講義内容

下北沢の本多劇場と並び、小劇場界のメッカと言われる紀伊國屋ホールに27年勤務し、井上ひさし、つかこうへい、野田秀樹ら、「時代の旗手」と言われる演劇人の舞台を手がけてきた柳氏が目の当たりにしてきたものとは何か。
チケットを求める徹夜組が劇場を取り囲み、カーテンコールが鳴り止まず、満員の観客はいつまでも席を立たない。
まさに「熱狂」という現象がそこにはあった。
天才たちは何を発信し、観客たちは何を求めていたのか……。
劇場スタッフという視点からその全てを見てきた演劇の歴史について、貴重な資料とともに語ります。

紀伊國屋サザンシアター初代支配人 柳 義男

1969年より27年間紀伊國屋ホールに勤務。96年紀伊國屋サザンシアター開場初代支配人。2002年まで両劇場プロデューサーとして、井上ひさし、つかこうへい、野田秀樹などを手がける。
02年より10年まで日大芸術学部、聖学院大学で現代演劇史、企画制作などを講義、実習指導する。長年「北区つかこうへい劇団オーディション審査委員長」を務める。
03年紀伊國屋ホールとして第51回菊池寛賞受賞。

2012年9月10日

9月10日、女優の川久保州子さんによる特別講義「クラウン」を開催いたします。

特別講義
テーマ 「クラウン」
日程 2012年9月10日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 川久保 州子(かわくぼ くにこ)

講義内容

「クラウン」というと、赤い鼻をつけてジャグリングをしたり、顔を白くし鮮やかな色彩の衣装をまとってサーカスでアクロバット、といったイメージがあると思います。ヨーロッパの人の大方のイメージもそのようです。でも今回は、そちらのほうではなく、誰もがもっている、駄目駄目なところ、御馬鹿なところを自分で発見して、そこから何かスタートさせる状態、そのことの大切さと難しさについて考えたいと思います。

「繊細にスタートして、お客様に愛されてから何かをやればいい」と先生は言っていました。自分の駄目駄目なところ、御馬鹿なところを発見できたりすると、他の人のそういう部分も面白く見えてきたりするものです。

二人のクラウンが同じ舞台に立っていて、一人がお客に受けていなくても、もう一人が「こいつ面白いな」と思いながら一緒に立っていると、お客にもそれが伝わって、面白くなってくることもあります。

舞台をやりたいとか、人前で何かをやりたい人には、大変重要な要素じゃないかと思います。そうじゃない人にも、今の自分は駄目駄目でやりたいことがやれないな、などと思っている人にもですね。駄目駄目でも、それでもやりたければ、恐る恐るでも、探り探りでも、やればいいではないか!と、自分で思えてくるようになりますよ。

講師プロフィール 川久保 州子(かわくぼ くにこ)

クラウン。文化学院高等部美術科卒業。文化学院文学部入学、一年後中退。その後、興味のあった演劇の世界に、少しずつ、探り探り入り、アルバイトをしながら小劇場の世界に身を置く。

主に東京シェイクスピア・カンパニーの公演に出演。2006年、フランスでクラウンの指導者として知られている、フィリップ・ゴーリエの学校を卒業した女優・山上優のクラウンワークショップを受ける。常に馬鹿馬鹿しいアイデアを考えている「クラウン」という存在!?職業!?があるということを知り、そのよくわからない不安定なものに惹かれ、2007年渡仏。フィリップ・ゴーリエの学校で、演劇・クラウンを学ぶ。

帰国後、小劇場で芝居を続けながら、時期は異なるが同じ学校で学んだ山上優・恩田香・西埜円とグループを組んだり、ソロ活動で「クラウン」というものを日本の人々に楽しんでもらうため、活動中。

2012年8月28日

7月2日、編集者の伊藤剛先生による特別講義「私ヲ解読セヨ」が開催されました。

特別講義「私ヲ解読セヨ」

コミュニケーションとはなにか。現在のように情報が溢れる社会になる以前から繰り返されてきた問いである。

伊藤さんは端的にこう話す。コミュニケーションとは相手の「前提」を考えてあげること。なぜなら自分自身にも自分の「前提」があり、そこは相手も同じなのだから。人と話をするとき、とくにある程度論理的に説明をしようとする場合には、A→B→C→Dというように、順序立てて話そうとする。しかし話の出発点であるA(前提)は、10人いれば10通りの前提(その人の経験や知見に基づいた)があるため、本人は論理的にA→B→C→Dと話を進めているつもりでも、相手に伝わるとは限らないのである。

言葉であれ視覚的な表現であれ、「伝える」ことと「伝わる」ことのあいだには大きな溝があるのだ。だからこそ「伝わる」ことを希求してコミュニケーションを取ろうとするとも言える。しかし、口で言うほど簡単ではない。人それぞれの前提、あるいは(民族などの単位であれば)それぞれの文化のなかにある前提が先入観となって、異なるものどうしのコミュニケーションが困難となる場合がある。
伊藤さんの挙げた例にもあった「空襲」と「空爆」という言葉のイメージ。時に都合よく使い分けられもするこうした言葉の前提に意識をもつことは、はっとさせられる体験である。伊藤さんの講義によって「先入観がぼろぼろ崩れていくのは、なんだか気持ちいい」(文芸コース学生)。

講義の後半で、○○と△△のあいだの境界線は何? という問いかけがあり、聴講者とワークショップを行なった。例えば、友達との「仲の良さ」を測る基準とは何か、仲が良いこととそうでないこととのあいだの境界線はどこにあるのか。そもそもそれは線なのか。

当たり前のようだが、○○と△△の「あいだ」を考え、それを言葉にするのは難しいことである。人はどうしても賛成か反対、YesかNo、善と悪といった思考のカタチをとりがちだから。しかも、「あいだ」は表現しにくい分、人によってまったく異なるイメージになったりもする。しかし、だからこそ自分とは異なる他人の意見に驚き、別の見方に感動し、他人を尊重する気持ちが芽生える、そうして自分の見方が拡がり、すこしだけずらしたり、変化させたりすることにも繋がっていく。そうしたコミュニケーションによって、ある先入観(価値観)が別の感覚に移り変わっていく、そのしなやかな眼差しを聴講者は発見したに違いない。(特別講義事務局)

2012年8月28日

熱海殺人事件 三部作へ演劇・声優コースの在校生が出演致します。

友よ、今君は風に吹かれて

8/23 17:00
8/24 14:00
8/25 17:00
8/26 14:00
小島早希・藤村里穂が謎の女役で出演します。

モンテカルロイリュージョン

8/24 17:00
8/25 11:00
8/26 17:00
に門馬和秀・木田航平が声の出演をします。

熱海殺人事件 三部作の詳細はコチラ

2012年8月22日

専門課程アート・デザインコースでは、7月20日に校外授業を実施しました。

専門課程アート・デザインコースでは、校外での体験を大切にしています。7月20日は終日校外授業でした。芸術を生み出す人、環境、道具、材料に触れ合いました。

  • 丸沼芸術の森
  • シンリュウ陶芸材料店
  • クサカベ 絵具工場

丸沼芸術の森

http://marunuma-artpark.co.jp/

陶芸教室設備、陶芸作家、彫刻家の工房を見学しました。本学の卒業生もかつて丸沼
陶芸教室に勤務しながら作家活動をしていました。

教室内穴窯教室内穴窯(11月中旬に焼成予定です)
参加したいですねー!

作家工房見学

「榎本 洋二」工房を拝見しました。
10月に新宿京王百貨店で個展が催されます。

教室内

「儀保 克幸」アトリエをお邪魔しました。

教室内

素材へのこだわりなど、とてもためになるお話をしてくださいました。
作家情報 http://marunuma-artpark.co.jp/artist/index.html

シンリュウ

http://www.shinryu.co.jp/item/

陶芸材料店で道具や粘土を購入し、窯の製作工場を見学しました。
現在本学の卒業生が働いています。

窯の製作工場見学窯の製作工場見学

クサカベ

http://www.kusakabe-enogu.co.jp/

絵具工場では顔料のことから精製工程完成までの流れを知り、ワークショップを行ない、絵の具を自ら作り持ち帰りました。

顔料と油が混ざった状態粒子を均一にして完成させる工程顔料と油が混ざった状態粒子を均一にして完成させる工程

絵の具作り体験チューブに入れる作業絵の具作り体験チューブに入れる作業

2012年8月10日

高等課程総合芸術科美術コース・文芸コース非常勤講師の小林智先生が、「第8回世界絵画大賞展」に入選されました。

非常勤講師の小林智先生が、「第8回世界絵画大賞展」に入選

応募作品927点のなかから厳しい審査を勝ち抜いた入選作品は、8月22日(水)から8月30日(木)まで、東京都美術館2階第4展示室にて展示されます。

小林智先生の作品
作品タイトル 明るい夜
サイズ F30号
素材 合板、顔料、膠、油性インク
制作年  制作年 

展覧会詳細はコチラ↓
http://www.sekaido.co.jp/ive_taishoten8_exhibition.html

2012年8月9日

6月18日、映像研究家で、専門課程アート・デザインコース講師の堀江秀史さんによる特別講義「〈私〉とは何か――寺山修司からの問いかけ」を開催しました。

寺山修司を知っている学生がいまも大勢いる。寺山修司の残した映像や言葉、そして生き方そのものは、二十歳前後の若人の大胆かつ繊細な感性に世代を超えて引き継がれているようだ。講義をお願いした堀江さんもそうした若者のひとりである。講義後の学生の感想文を踏まえ、テキストを寄せていただいた。

特別講義「〈私〉とは何か――寺山修司からの問いかけ」特別講義「〈私〉とは何か――寺山修司からの問いかけ」

特別講義を終えて  堀江秀史

来年2013年で亡くなってから30年が経過することとなる寺山修司。わたしが彼を知ったのは、今からおよそ10年前、(おそらく)没後20年の節目に渋谷パルコで上映された『田園に死す』を観たときであった。故郷から出てきて間もなく、東京での日々に眩暈を起こしていたこの頃、田舎のシネコンで上映される大手からの配給映画のほかこれといった特別な映画体験も持たない20歳そこそこの自分にとって、この映画は衝撃だった。年かさの女性が少年を、恐山のよりにもよって寺社内で犯すシーンなど、(その内容というよりは撮影行為自体が)「バチあたり」に相違ないと思われ、それを臆さずフィルムに定着させた主体に得体の知れない壮大さを感じたし、圧倒的なイメージの奔流のなかに置かれた一連の短歌は、書物を手繰って見た他のどの短歌よりも屹立していた。また、このときの上映は特別で、映画のエンドロールが流れている最中に、スクリーンを巻き上げてしまった。スクリーンの背後には舞台があり、その奥行きのなかに、(映写機からみて)ばらばらの距離で大道具(梯子や机、椅子などがあっただろうか)が置かれている。それら大道具そのものに、ラストシーンは映写されたのである。しばらく何が起こっているのか分からず、眼前の事態を把握しようと懸命に、もはや照明と化した映像を追おうとした。映画はいったい「どこに」あるのか、そのような問いもまた、寺山が提示した問題の一つであると知ったのは、もっと後になってからだった。

寺山は、今日にもおそらく何らかの意味を持ちうる存在だと思う。専門課程の皆さんには、その意味をそれぞれに考えてほしいと思った。講義のテーマは、寺山が生涯をかけて取り組んだ課題、「〈私〉とは何か」とした。表現者を目指す皆さんには、いずれ必要な問題だと思われたからだ。
自分の遅まきながらの寺山体験に照らして、寺山の存在そのものも知らない人がほとんどだろうと予想していたが、それは良い方向に裏切られた。寺山を知っているか訊ねると、半数以上が手を挙げてくれた。当日、多くの方が熱心に話を聞いてくれたことも、寺山研究を行なう自分の大きな励みになった。
文芸コースで行なっている特別講義の感想文も、皆さんそれぞれに寺山を端緒として思考を巡らしていて興味深かった。なかにひとつ、かつて『田園に死す』をDVDで観た際に、「終始わたしはやりきれなくて嫌な気持ちがした」と書いた人がいた。当日の講義でも少し述べたが、否定的な見解を表現することを、寺山は評価している。やられっぱなしでなく、相手にお返しをするのが礼儀だというのである。そのような相互作用の過程に、「健全な」世界は立ち現われてくるのだ。
物事の意味などどこにもない。寺山の意味もない。意味はあるものでなく、成るものだと、おそらく寺山ならいっただろう。成るのは唯一、受け手から送り手に、あなたが転じたときだけである。

2012年8月9日

文化学院公開講座Ⅱ「久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート」を開催いたしました。

世界に多くのファンをもつアート・アニメーターの久里洋二さんをお迎えしての文化学院公開講座Ⅱ「久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート」を、8月4日(土)に文化学院講堂にて開催し、大勢の方々のご参加をいただきました。1960年代がどういう時代であったか、そしてその時代にさまざまな領域のアーティストたちと交流をもちながら、どのような作品作りを行なっていたかを、熱く語っていただきました(詳細は後日レポートいたします)。

文化学院公開講座Ⅱ「久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート」文化学院公開講座Ⅱ「久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート」

2012年8月9日

文化学院 公開講座II「久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート」

文化学院 公開講座II「久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート」

文化学院 公開講座II「久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート」が8月4日に開催されます。

世界的なアニメーターであり、ジャンルを超えた表現者として常に前衛的に活躍し続けている久里洋二氏――1960年代に先駆者として旋風を巻き起こした「アート・アニメーション」、その拠点となった草月アートセンター、美術・デザイン・音楽・映画・文学などさまざまな領域のアーティストたちとの交流、そして今後の活動について、久里作品の参考上映(『久里洋二でいこう!』、2008年)を交えながら、とことん語っていただきます。

文化学院 公開講座II
久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート
場所 文化学院(講堂)
日時 8月4日(土) 開場13時半 開演14時
資料代 1000円(高校生までは無料)
お問い合わせ 03-3294-7551(文化学院 公開講座担当まで)
お申し込み お名前、ご住所、お電話番号、年齢、ご職業をご記入の上、電子メールかファックスにてお申し込みください。
e-mail: 90-100@gakuin.ac.jp  fax: 03-3292-8980
主催:文化学院

2012年7月29日

専門課程・文芸コース2年生の吉田梓さんと、文芸コース昨年度卒業生の天野冴映子さんが、「第23回伊藤園お―いお茶新俳句大賞」の佳作特別賞を受賞しました。

吉田梓さんの作品

さみしいから柚子をお供にして浸かる

天野冴映子さんの作品

群がりて小枝重かろ寒雀

2012年7月27日

全国高等専門学校ロボットコンテスト「高専ロボコン」ロゴマーク募集にアート・デザインコースの平沼幸乃さん、藤代龍君、三沢羊子さんの作品が佳作に選ばれました。

全国高等専門学校ロボットコンテスト「高専ロボコン」が、25周年を機にロゴマークを募集していましたが、応募334作品のなかからアート・デザインコースの3名が佳作に選ばれました。佳作入賞者7人中3人を占めています。平沼幸乃さん、藤代龍君、三沢羊子さんの作品です。

[高専ロボコン]ロゴ募集 結果発表!
http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2012/kosen_logo.html

なお、指導してくださった本校講師のデザイナー・奥定泰之先生が装幀された『日露戦争PHOTOクロニクル』(文生書院刊)が、第46回(2012年)造本装幀コンクールにおいて日本印刷作業連合会会長賞 印刷・製本特別賞を受賞しました。

2012年7月27日

6月25日、振付家で劇作家の矢内原美邦さんによる特別講義「クリエーションしてゆくことについて」が開催されました。

特別講義「クリエーションしてゆくことについて」

好きなことに真剣に取り組んでいたら、ごく自然に表現ジャンルを超え、はたまた国境も超えてしまう……。矢内原美邦さんは、そうした「越境の人」でした。進行をお手伝いくださった深澤徳さん(パルコ)にコメントを頂きました。

特別講義を終えて 深澤徳

劇作家、振付家、演出家、ダンサー……ひとつの肩書きで捉えることのできない矢内原美邦さん。

現代社会への違和感や鬱屈した気分といった時代感覚をもとに、演劇、ダンス、アート・インスタレーションなど、やはりひとつに収まりきらないステージで次々と創作し続けています。

その活動のすべてを一度に把握することは、簡単なことではありませんが、今回は代表作の映像などを交えながら、活動の背景、創作に至る過程などを丁寧にお話しいただき、その一端を垣間見ることができました。

また後半には、物語や戯曲創作の手がかりとなる方法をご教示いただき、参加者自ら取り組むなど貴重な体験となったのではないでしょうか。

熱心に聞き入っていた学生たちには、矢内原さんの時代感覚にどこか共鳴し、また国もジャンルも軽やかに飛び越え創作活動する姿に、きっと刺激を受けたものと思います。

7月20日からはヨコハマ創造都市センターにおいて、矢内原さんの主宰するNibrollの新作公演があります。
メンバーも方向性も一新、生まれ変わったNibroll。ますます研ぎ澄まされた、時代を挑発して止まないその表現力。彼女の刺激的活動をもっと深く身近で目撃体感するチャンスです。ぜひご覧いただければ今回の講義がさらに実りあるものになることでしょう。

特別講義「クリエーションしてゆくことについて」

2012年7月26日

文芸コース講師の赤坂真理先生による話題の小説『東京プリズン』が刊行されました。

いとうせいこう氏が「これは世界文学である。今すぐ各国語に翻訳して欲しい」(朝日新聞、2012年7月15日)と賞賛を惜しまない、赤坂真理先生の『東京プリズン』(河出書房新社)が刊行されました。赤坂先生は、専門課程・文芸コースで「創作ゼミナール 小説」を毎週水曜日に担当しておられます。

赤坂真理のウェブログ
http://akasakamari.cocolog-nifty.com/weblog/

2012年7月25日

専門課程文芸コース1年生の「アサガオプロジェクト2012」朝顔ドームが完成しました。

アサガオプロジェクト2012

専門課程文芸コースの一年生たちが、自分たちで育てた朝顔を覆うように、竹と紐を使った朝顔ドームを作りました。同コースの「教養ゼミナールI」というゼミを担当している、元南極観測隊員で極地建築家の村上祐資先生と一緒に、さまざまな試行錯誤のなかからできあがった、生徒たちの思い出がたくさんつまった構造物。いま「教養ゼミナールI」の授業では、試行錯誤のなかから生まれた知恵を、マニュアルというカタチあるものに置き換えることに取り組んでいます。

アサガオプロジェクト2012アサガオプロジェクト2012

2012年7月17日

6月4日(月)、パーカッショニストの越智義朗先生による特別講義「音とリズムの基礎表現」が開催されました。

特別講義「音とリズムの基礎表現」

越智さんの指導のもと、受講生たちは、アジア、アフリカなどの民族楽器、木、石などを手に取り、思い思いの音のリズムを刻みました。ワークショップの最後には、空のペットボトルの中に種や豆などを入れて音を出す楽器を作り、そこで体験した音やリズムの感覚を白紙の紙に自由にドローイングしました。聴覚と視覚、そして触覚を多いに刺激された講義となりました。

特別講義「音とリズムの基礎表現」特別講義「音とリズムの基礎表現」

2012年7月9日

6月11日、映画監督の本木克英さんによる特別講義「映画監督とはどういう仕事か」が開催されました。

特別講義「映画監督とはどういう仕事か」

これまで、『ゲゲゲの鬼太郎』や『鴨川ホルモー』『おかえり、はやぶさ』など、話題作を次々と手がけられてきた本木監督。

商業映画と自主映画の違いから、デビュー作『てなもんや商社』撮影時の苦労話や、『釣りバカ日誌』シリーズの撮影秘話などを話してくださいました。

後半は「演技ワークショップ」と題して、『ゲゲゲの鬼太郎・千年呪い歌』の1シーンを高等課程、専門課程の生徒に演じてもらい、監督自ら演出指導を行ないました。照れながらも役を演じた高等課程の生徒に「恥をかかなければ何事も上手くならない」という貴重なアドバイスを送っておられました。

特別講義「映画監督とはどういう仕事か」特別講義「映画監督とはどういう仕事か」

2012年7月9日

文化学院「ラジオ放送同好会」の作品のご案内です。

この番組は、学生たちが自分たちの技術を磨くため、自分たちで作り上げた情報発信番組です。
メンバー1人1人の個人コーナーもあり、各々の目線から様々なやり方で、種々雑多な話をお送りします。

USTREAM「スタジオ四重奏?comodo?」
http://www.ustream.tv/channel/スタジオ四重奏-comodo

2012年7月2日

放送・映画コースの学生作品がNHKミニミニ映像大賞において、第1次審査通過作品に選ばれました。

奥沢圭祐『応援される自分になる。』
http://www.nhk.or.jp/minimini/results/result09.html(中段右隅)
http://www.nhk.or.jp/minimini/(これまでの受賞作品からクリック)

2012年7月2日

講師の上野秀一先生の作品が展示される展覧会が開催されます。

「ピースアート展」
会期 2012年7月3日(火)―7月14日(土)
時間 11時―18時
会場 梟(ふくろう)画廊
〒267-0066 千葉市緑区あすみが丘3-63-4
Tel:043-294-7131
「第6回埼玉モダンアート展」
会期 2012年7月17日(火)―7月22日(日)
時間 10時―17時半
会場 埼玉県立近代美術館 地階一般展示室2-3
〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常磐9-30-1
Tel:048-824-0111

2012年7月2日

文化学院公開講座 II のご案内

世界的なアニメーターであり、ジャンルを超えた表現者として常に前衛的に活躍し続けている久里洋二氏――1960年代に先駆者として旋風を巻き起こした「アート・アニメーション」、その拠点となった草月アートセンター、美術・デザイン・音楽・映画・文学などさまざまな領域のアーティストたちとの交流、そして今後の活動について、久里作品の参考上映を交えながら、とことん語っていただきます。

文化学院 公開講座 第二回
久里洋二 大いに語る――漫画・アニメーション・アート
ゲスト 久里洋二(くり ようじ)  聞き手 紙屋牧子(かみや まきこ)
日時 8月4日(土) 開場13時半 開演14時(終了は16時半を予定)
場所 文化学院(講堂)
資料代 1000円
お問い合わせ 03-3294-7551(公開講座担当まで)
お申し込み お名前、ご住所、お電話番号、年齢、ご職業をご記入の上、
電子メールかファックスにてお申し込みください。
E-mail:90-100@gakuin.ac.jp
Fax:03-3292-8980

久里洋二(くり ようじ)

1928年4月9日、福井県生まれ。1956年、文化学院美術科卒。

1950年、画家を志して上京。漫画家・横山泰三らに師事。 1958年、久里実験漫画工房を設立、自費出版した『久里洋二漫画集』が第四回文藝春秋漫画賞を受賞。
1960年、真鍋博と柳原良平に呼びかけ〈アニメーション三人の会〉を結成・主宰。実験的なアニメーションを次々と発表し、「アート・アニメーション」の先駆けとなる。当時、前衛芸術の拠点となっていた〈草月アートセンター〉で定期的に上映された作品は、ジャンルを超えた多くのアーティストから注目を集める。ユニークかつ革新的な表現は世界的に高く評価され、『人間動物園』(1962年制作)がヴェネチア映画祭で青銅賞を受賞するなど、数々の賞を受賞したほか、ニューヨーク近代美術館(1986年「ANIMATED FILM BY KURI」)などで個展も開催。
テレビ界にも進出し、「ひょっこりひょうたん島」「みんなのうた」「11PM」にアニメーションを提供。18年にわたって「11PM」のオープニングを飾った久里氏のアニメーションは317本にのぼる。

1970年代以降、アニメーション以外の表現も積極的に追求し、山梨県立美術館(1982年「愛とユーモア 久里洋二の世界」)や池田20世紀美術館(1994年「久里洋二の世界 ―エロスとユーモアの人間図鑑―」)といった個展で、絵画・彫刻・オブジェを発表。1980年には、小説を書き始める。

2009年にオノ・ヨーコ(歌)と小山田圭吾(曲)とコラボレーションしたアニメーション「The Sun is Down」を発表するなど、近年も精力的に創作活動を続け、2012年、84歳になった現在も『ボクのつぶやき自伝@yojikuri』(新潮社)の刊行、ザグレブ国際アニメーション映画祭への参加(功労賞受賞)、「リサイクルアート展」の企画・開催、小説執筆など、精力的に活動を続けている。また、若手クリエーターの育成にも力を注ぎ、2008年から「アート・アニメーションのちいさな学校」で教鞭をとる。

聞き手 紙屋牧子(かみや まきこ)

映画研究者。早稲田大学演劇博物館招聘研究員。武蔵野美術大学ほか非常勤講師。
近著に「『ハナコサン』(1943年、マキノ正博)の両義性:「明朗」な戦争プロパガンダ映画」(『美学』240号、2012年6月)。

2012年6月28日

7月9日、第50次南極観測隊員、極地建築家の村上祐資さんによる特別講義「自分ヲ置換セヨ」を開催いたします。

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。詳細は下記をご覧ください。在校生の保護者の方々や、中学校・高等学校の先生方もご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

特別講義
テーマ 「自分ヲ置換セヨ」
日程 2012年7月9日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 村上祐資先生(極地建築家、第50次南極観測隊員)
備考 鉛筆と紙をご持参ください。

講師プロフィール/講義レジュメ

僕ハ....

ムラカミです、YUSUKEです、村上祐資です、日本人です、男です、33才です、独身です、B型Rh+です、身長168cmです、目の色は茶色です、髪の色は黒です、母国語は日本語です、英語を少し話します、視力は両目で1.2です、血圧は正常です、虫歯は治療済です、持久力はある方です、大きな病気や手術はしたことはありません、アレルギーはありません、食べ物の好き嫌いはありません、乗り物酔いはしません、重機に乗れます、簡単な修理なら自分でできます、短気ではありません、仲間と上手くやっていける方です、チームの中でリーダーをやれます、フォロワーにもなれます、人と話すのは好きです、閉所でもパニックになりません、たまに山を登ります、極地建築家・研究者です、南極で越冬した経験があります、夏は富士山測候所で暮しています、学校で教えています、子どもたちと秘密基地を作るワークショップをしています、文章や映像を使った表現を得意とします、著作物には....

「アナタハ誰デスカ―」

僕ハ....

たぶん皆さんよりも多く、そして特殊な状況で、この質問を聞かれた経験があります。
その質問を受ける度に僕は、言葉だけではなく、書類やリストの提出、面接、医者や心理学者による診察、機器による運動測定、実際にやって見せる、1週間じっくり観察される、とにかく、色々な方法を使って僕が誰なのかを相手に伝えます。

「アナタハ誰デスカ―」

たとえば、皆さんは名刺というものを持ち歩いていますか?
もしくは、どなたからか名刺を頂いたことはありますか?

Max: 55 x 91mm という、限られた1枚のメディアを使って、
あなたは、その人は、
自分の持っている、何を相手に伝えようとしていますか?
自分という情報の中から、何を選択しましたか?

あなたは、名刺を渡す相手のことを考えたことがありますか?
自分を伝えたあとの反応を、どこまでイメージしていますか?
たとえば、その相手がペンギンだったら、と考えたことはありますか?
ペンギンに自分を伝えるときには、何を選択しますか?

極地では必ず選択が伴います。
そして選択の結果は、ダイレクトに自分に返ってきます。

表現という行為にも必ず選択が伴います。
そして...

「アナタハ誰デスカ―」

The more you know, the less you need. 全ての装備を知恵に置き換えること。

そして、その全ての知恵を装備に置き換えること。 Design = 自分ヲ置換セヨ。

2012年6月25日

7月2日、編集者、シブヤ大学理事の伊藤剛さんによる特別講義「私ヲ解読セヨ」を開催いたします。

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。詳細は下記をご覧ください。在校生の保護者の方々や、中学校・高等学校の先生方もご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

特別講義
テーマ 「私ヲ解読セヨ」
日程 2012年7月2日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 伊藤剛先生(編集者、ASOBOT inc.代表取締役)
備考 鉛筆と紙をご持参ください。

講師プロフィール

1975年生まれ。明治大学法学部卒。外資系広告代理店を経て、2001年にクリエイティブ会社『ASOBOT』を設立。「伝えたいコトを伝わるカタチに」をコンセプトに、さまざまなコミュニケーション分野の企画制作を行なう。主な仕事として、2004年、ジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』の創刊。2006年、NPO法人『シブヤ大学』を設立し、グッドデザイン賞2007(新領域デザイン部門)を受賞、若者たちの不満から地域活性を行うプロジェクト『ハイジャック会議』の立ち上げなど、コミュニティ・デザインも行なう。現在、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科『平和構築・紛争予防コース』にて非常勤講師。ボスニア・イラク・アフガニスタンなど紛争国の学生と共に、コミュニケーションの視点から平和構築を考える『PEACE COMMUNICATION』を教育・研究している。

講義内容

いま、ぼくたちはたくさんのメディアに日々囲まれて
いろいろな人たちと「コミュニケーション」をしながら生活している。
けれど、どんなにテクノロジーが発展していったとしても、
コミュニケーション本来のあり方は変わらない。
日本語では、たった一文字しか変わらない「伝える」と「伝わる」の違い。
このギャップをどうやったら埋めることができるだろうか。

人は、良くも悪くもたくさんの“先入観”や“思考のクセ”を抱えて、
お互いに必死に伝えあっています。
今回は、伝わるようにコミュニケーションし合っていくために、
意外と認識できていない「自分の前提」について考えてみたいと思います。
そう、たとえば「虹の色は何色ですか?」。

2012年6月25日

「羅針盤セレクション ドローイング&小品展」――専門課程在校生の石山春菜さんの作品が展示される展覧会が開催されます。

「羅針盤セレクション ドローイング&小品展」
日程 2012年7月2日(月)―7月7日(土)
時間 11時―19時(最終日17時まで)
場所 アートスペース羅針盤
〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル2F
電話:03-3538-0160
http://www.rashin.net/index.php

2012年6月21日

「アートな縁日 夏のお店屋さん」――専門課程在校生の石山春菜さん、大嶋愛さん、竹内渓さん、東條恵里奈さん、横村早紀さん、渡辺隼斗さんの作品が展示される展覧会が開催されます。

「アートな縁日 夏のお店屋さん」
日程 2012年6月24日(日)―6月30日(土) 火曜日定休
時間 11時―19時(初日13時―18時、最終日17時まで)
場所 ギャラリーコピス
〒135-0021 東京都江東区白河1-2-12-1F
電話:03-5639-238
http://www.g-kopis.com/

2012年6月21日

6月25日、振付家で作家の矢内原美邦さんによる特別講義「クリエーションしてゆくことについて」を開催いたします。

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。詳細は下記をご覧ください。在校生の保護者の方々や、中学校・高等学校の先生方もご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

特別講義
テーマ 「クリエーションしてゆくことについて」
日程 2012年6月25日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 矢内原美邦先生(劇作家、演出家、振付家、本年度岸田戯曲賞作家)
備考 鉛筆と紙をご持参ください。

テーマ「クリエーションしてゆくことについて」

私の表現活動はひとつにはくくることができません。表現というものが様々な形に変わり表われてきます。なので、私自身が何者であるか?ということを一言で表わすことができなくなってきております。

クリエーション(創作)してゆくこと、これは、ただの趣味です。趣味が仕事になって、今ではずっと様々な形でクリエーションしていることになっております。

私自身はダメな人の代表のような人間ですが、なにをやっても優秀などというような素晴らしい人ではないからこそできることもあるということが、これからいろいろな形で創作活動に関わっていこうとする皆様に少しでもわかりやすく自分の体験を話すことができればいいかなと思っております(矢内原美邦)

講師プロフィール  矢内原美邦(やないはら・みくに)

ダンスカンパニー・ニブロール主宰。大学で舞踊学を専攻、在学中にNHK賞、特別賞など数々の賞を受賞。日常の身ぶりをモチーフに現代の空虚さや危うさをドライに提示するその独特の振付は国内外での評価も高く、身体と真正面から向き合っている数少ない振付家のひとりと言える。

2001年、ランコントレ・コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ賞受賞。2009年、日本ダンスフォーラム大賞受賞。ミクニヤナイハラプロジェクトでは演劇、劇作にも挑戦し、第56回岸田國士戯曲賞を受賞。

ジャンルを問わないその活動は多数のアーティストとコラボレーションするなど世界中を舞台に活躍し高い評価を得ている。舞台作品に平行してアート作品の制作、ビジュアルアート、展示、パフォーマンスなど off-Nibroll名義で映像作家の高橋啓祐と活動し、上海ビエンナーレ出品、世界各地の美術展にも招聘されている。

<Award>

  • 2001. ランコントレ・コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ ナショナル協議員賞受賞
  • 2004.「森美術館MAMコンテンポラリー特別賞」受賞
  • 2007. 日本ダンスフォーラム賞優秀賞受賞
  • 2007.「国際アートトリエンナーレ2007」審査員特別賞受賞
  • 2007.「広島現代美術館 Re-Act展2007」市民賞
  • 2009. 日本ダンスフォーラム大賞受賞 
  • 2010. シェクスピア・コンペ優秀賞受賞 
  • 2012. 第56回岸田國士戯曲賞受賞―

2012年6月19日

5月28日(月)、平本正宏さんによる特別講義「東京を聴く/音というアプローチ」が開催されました。

平本正宏さん特別講義「東京を聴く/音というアプローチ」

平本さんは、電子音響やノイズと呼ばれるような、コンピュータ・テクノロジーを利用した作曲をします。時にラップトップ・コンピュータ一台で、そして時にバンドのメンバーと一緒に演奏します。

東日本大震災から正確に一年が経過した2012年3月11日、松戸市戸定歴史館で行なったライヴでは、平本さんはラップトップを駆使しながらピアノを弾き、ヴォーカル、ギター、チェロの演奏家を加えたメンバー構成で、歴史館の屋外庭園にさわやかな音の織り物を紡いでみせてくれました。

演奏された音楽には、松戸で採取された街の音が音楽に織り込まれ、みずみずしい緊張感をたたえていたのですが、平本さんは長きにわたって東京を歩き、街の音を採取しているのです。東京の真ん中から西部の檜原村に至るまで、100カ所を超える場所を訪ね、2000分に及ぶ音をデジタル録音機に収めてこられました。今回の講義でも、震災の前に吉祥寺で採った街の音と、震災の直後に採った音とを聞き比べ、普段の街がいかに「電気の音」(車の音、電車の音、宣伝の音、空調、冷蔵庫等々)に包まれているかを示してくれました。震災直後、派手な宣伝音が消えた東京のストリートや駅には、人間の声と靴音が静かにこだましていたのです。

講義で平本さんは、学校近辺の音、お茶の水界隈の音に耳を澄まし採取した音をアレンジし、音楽として聞かせてくれました。平本さんはこう話しておられました。「街は変化しつづけ、人は動き、移動する。同じ音というものは存在しない。音は変化しつづける。音は過ぎてゆく。音の変化に行き着く先はない」。

街の音に耳を澄ませた学生たちは、学校のアーチをくぐり抜け自宅へと向かう途中、ふと街の気配をいつもとは違ったものとして感じ取り、すこしだけ街と自分との距離感を縮めたのではないでしょうか。

講義の最後で、篠山紀信さんがAKB48のメンバーをキャメラに収めた幻惑的な写真に平本さんがどんな音楽をつけたのか、実際のコラボレーションを紹介してくれました。写真と音楽という異なる分野間の刺激に満ちた交流とクリエーションは、学生たちの大いなる刺激になったことと思います。

平本正宏さんプロフィール

1983年東京生まれ。作曲家。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。音楽レーベル〈Tekna TOKYO〉主宰。電子音響、ノイズ、コンピュータテクノロジーを使用した作曲活動を展開する。

2006年より写真家篠山紀信が制作する映像作品digi+KISHINの音楽を担当。digi+KISHIN DVD「クライハダカ」「月船さらら」「Team KISHIN From AKB48『窓からスカイツリーが見える』」等のサウンドトラックを作曲するほか、2011年12月にはブルックリンパーラーにて開催された「篠山紀信 digi+KISHIN music by 平本正宏」にて自身のバンドTekna TOKYO Orchestraによるライブと篠山紀信の映像によるコラボレーションコンサートを行なった。

また、ダンスカンパニーNoism主宰の金森穣によるダンス作品や海外のダンスカンパニーの公演、映画監督天願大介の演出による演劇作品など、多くの舞台作品に音楽を提供している。

2011年音楽レーベル〈Tekna TOKYO〉を設立し、4月27日ファーストアルバム「TOKYO nude」をリリース。2012年にはTekna TOKYO Orchestraのファーストアルバムのほか、ソロ作品のリリースを控えている。

アンサンブルやソロパフォーマンスなど様々な形態で、六本木ヒルズマドラウンジや松戸市戸定邸など、都市と音をテーマにしたコンサートを行なっている。http://teknatokyo.com/

2012年6月14日

5月21日(月)、氏家綸(うじいえ・りん)さんによる特別講義「音楽療法概論」が開催されました。

本校の卒業生でもある氏家綸さんは、アメリカで音楽療法を学ばれました。またハープの演奏者でもあります。

本特別講義では、音楽を用いて、人間の身体的、心理的、認知的機能の維持や回復を目指し、病気を持つ子供から大人だけでなく健常者も含めたQOL(Quality of Life=生活の質)を向上させる「音楽療法」について、興味深いお話をいただきました。受講生たちは、一緒に声を出したりしながら、音楽のもつ力について考える貴重な機会となりました。

受講生の感想より

Funga alafia……とみんなで歌う。

Funga Ala-fia A-shay A-shay
Funga Ala-fia A-shay A-shay

A-shay A-shay A-shay A-shay
Funga Ala-fia A-shay A-shay

氏家綸(うじいえ・りん)さん特別講義「音楽療法概論」

[氏家さん談――この歌は、西アフリカ、ナイジェリアの歌で、歓迎の歌です。歌詞の意味は「頭で、声で、歓迎します、心から、歓迎します。平和とともに」。同じ歌詞が何度も繰り返されますが、伝統的な踊りの振り付けによってメッセージが伝えられます。講義を始める前に受講生の皆さんに音楽、特に声を出すことによって起こる身体と意識の変化を体感していただきたく、全員でこの歌を歌いました。皆で歌うことによる連帯感の高まりや、声を出すという行動をすることによって眠気をふきとばし、集中力が高まった様子がうかがえました。]

インパクトが凄い。今も歌詞を見れば歌えます。歌うのは好き、でもこのような講義の場所で歌うのは苦手と思っていたら、隣りにいた演劇・声優の学生(だったのかな)がなかなかの声を出して歌っていたので、すっかりつられてしまいました。
それから、マンダラの絵がとても美しかった。グラデーションがキレイで、しかもそこにメンタルなものが含まれているのは神秘です。音楽療法のイメージは今回の講義でかなり明るいものとなりました(文芸コース)。

[氏家さん談――マンダラとは。サンスクリット語で「丸い」「円」を意味します。曼荼羅と書くと仏教絵画などを指しますが、英語では広義に解釈されています。今回紹介したマンダラは、円が書かれた紙にオイルパステルで絵が描かれたものです。マンダラを描く行為は、言葉にするのが難しい感情表現や自己表現を色で表わすことや、自己認識を高めることなどを目的として行ないます。
音楽療法の中での使用方法はさまざまです。音楽を創造的表現の補助的役割として使用したり、また音楽(もしくは聴覚刺激)が自己表現に与える影響を認識するために、1)無音、2)穏やかな音楽、3)感情的な音楽、などと対比をつけてマンダラを描いたりもします。]

氏家綸(うじいえ・りん)さん特別講義「音楽療法概論」氏家綸(うじいえ・りん)さん特別講義「音楽療法概論」

氏家綸さんプロフィール

米国認定音楽療法士(MT-BC)。文化学院専門課程を卒業後渡米。米国アリゾナ州立大学音楽療法科首席卒業。サンディエゴのMusicWorx.Inc社にて、病院やホスピス、教育機関、NPO法人などにおける0~100歳超までの様々なニーズのクライアントとのあいだで音楽療法を行なう。現在は日本で介護老人保健施設での高齢者グループセッション、障害をもつ子どもとの個人およびグループセッションなどを行なっている。全米音楽療法協会会員。神藤雅子氏にハープを師事。国際ハープ・セラピー・プログラム履修科目修了。

2012年6月14日

【特別講義のお知らせ】6月18日〈私〉とは何か――寺山修司からの問いかけ
講師 堀江秀史

「自分らしさ」や「個性」、「オリジナリティ」とは、いったい何だろうか? そもそも「自分」が「自分」であると言いきる根拠はどこにあるのか? 「自分」が「自分」であるためには、何が必要なのだろうか?

考えなくても生きていけるけど、いざ考え出すとなかなか答えの見つからないこの問題を、寺山修司(詩人、1935-1983)の活動を手がかりとして考えてみたい。寺山は、さまざまな芸術表現(詩や評論、戯曲、映画、写真など)を使ってこの問題を提起し、自らも答えを探し続けた。本講義では、寺山修司の生い立ちや活動、残した作品等を通じて、彼がどのようにこの問いを展開したのかを論ずる。寺山はなぜこの問題をそれほどまでに考えねばならなかったのか、この問題がどのように作品に反映されているのか、寺山自身は自分をどう捉えていたのか、文学や映像作品を手がかりに考えてみたい。本講義が皆さんにとって、この問題に意識的になり、またそれに対して自分なりに考えるきっかけとなれば幸いである。

特別講義
テーマ 「〈私〉とは何か――寺山修司からの問いかけ」
日程 2012年6月18日(月)
場所 文化学院講堂
講師 堀江秀史

講義の主な流れと内容

○寺山修司とは

  • 母との葛藤
  • 演劇実験室◎天井棧敷

○〈私〉探し――短歌、写真、映画、ビデオ

  • 「模倣」事件
  • 作品に見る「虚構」
  • 「事実」と「真実」

○「半世界」

  • 「半世界」とは
  • 作品に見る「半世界」
  • 表現と受容

○芸術と社会――充足した存在として生きるために

  • 「ダイアローグ」
  • 送り手(表現者)と受け手(観客)

講師プロフィール  堀江秀史(ほりえ・ひでふみ)

東京大学大学院総合文化研究科博士課程。専門は寺山修司研究及び比較文学、比較芸術論。専門課程アート・デザインコース講師。主要論文は以下。

  • 2010年、「寺山修司『街に戦場あり』にみる「ダイアローグ」――中平卓馬、森山大道の写真理論とともに」、日本比較文学会『比較文学』第52号。
  • 2011年、「寺山修司のテレビメディア認識――NHKアーカイブス発掘資料『一匹』(1963)」を中心に」、日本映像学会『映像学』第86号。
  • 2012年「比較文学研究の観点からみたテレビ番組の「資料性」――NHKアーカイブス保存の寺山修司関連番組を中心に(前・後篇)」、国際寺山修司学会『寺山修司研究』第5号。

2012年6月14日

文化学院公開講座のご案内

文化学院 公開講座 第一回「入江たか子生誕100年記念トーク・イヴェント 娘が語る女優・入江たか子」

文化学院 公開講座 第一回「入江たか子生誕100年記念トーク・イヴェント 娘が語る女優・入江たか子」文化学院 公開講座 第一回「入江たか子生誕100年記念トーク・イヴェント 娘が語る女優・入江たか子」

文化学院では、2011年の創立90周年を機に、文化・芸術分野におけるトークを中心とする公開講座をスタートいたしました。第一回目は2012年3月17日(土)に開催いたしましたが(下記をご参照ください)、第二回目を、アニメーション作家、漫画家、絵本作家、イラストレーターとして、現在も幅広い活動を行なう久里洋二さんをお招きして開催いたします。8月4日(土)を予定しておりますが、詳しくは後日ご案内いたします。

文化学院 公開講座 第一回
「入江たか子生誕100年記念トーク・イヴェント 娘が語る女優・入江たか子」
ゲスト 入江若葉(女優) 聞き手 山根貞男(映画評論家)
日程 2012年3月17日(土)
場所 文化学院講堂

文化学院 公開講座 第一回「入江たか子生誕100年記念トーク・イヴェント 娘が語る女優・入江たか子」

文化学院 公開講座 第一回「入江たか子生誕100年記念トーク・イヴェント 娘が語る女優・入江たか子」

文化学院 公開講座 第一回「入江たか子生誕100年記念トーク・イヴェント 娘が語る女優・入江たか子」

日本を代表する女優のひとりで文化学院出身の入江たか子さん(1911―1995年)の生誕百年を記念した公開講座を開催しました。娘で女優の入江若葉さん(若葉さんも学院の出身です)と映画評論家の山根貞男さんによるトークと参考上映を行ない、好評を博しました。

『滝の白糸』(溝口健二監督)や『女人哀愁』(成瀬巳喜男監督)など数多くの作品に出演しながら、日本ではじめて女優としてプロダクションと撮影所を設立したエピソードや、戦前の華やかな女優生活ののち大病を患い、「化け猫映画」に出演するなど、苦労を重ねた波乱の生涯についてお話いただきました。また、そうした苦労を表に出すことのなかった家庭での母・たか子さんについても、娘・若葉さんから興味深いお話を伺いました。

2012年6月14日

小説家の赤坂真理さんの特別講演を、6月17日(日)に開催いたします。

本校講師(文芸コース)で小説家の赤坂真理さんの特別講演を、6月17日(日)に開催いたします。

特別講演
日時 2012年6月17日(日)14時―
(当日のご参加も可能です)
場所 文化学院(お茶の水)

『文藝』(河出書房新社)にて連載されてきた赤坂さんの長篇小説『東京プリズン』は、朝日新聞や毎日新聞の「文芸時評」で紹介されるなど、大きな反響を呼んでいます。

赤坂真理さんのウェブログ http://akasakamari.cocolog-nifty.com/weblog/

2012年6月6日

6月11日、映画監督の本木克英さんによる特別講義「映画監督とはどういう仕事か?」
を開催いたします。

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。詳細は下記をご覧ください。在校生の保護者の方々や、中学校・高等学校の先生方にもご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

特別講義
テーマ 「映画監督とはどういう仕事か?」
日程 2012年6月11日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 本木克英先生(映画監督)

講師プロフィール  本木 克英(もとき・かつひで)

富山大学教育学部附属中学校、富山県立富山中部高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部卒業。1987年松竹に助監督として入社。同期に朝原雄三がいる。木下惠介、森崎東、勅使河原宏に師事し、助監督やプロデューサーとして活躍する。1993年、文化庁在外芸術家派遣研修生として1年間アメリカに留学する。帰国後の1998年、『てなもんや商社』にて監督デビューする。以降、松竹の劇場映画・テレビドラマ等を支える屋台骨として活躍している。主な作品に『釣りバカ日誌イレブン』『ゲゲゲの鬼太郎』『犬と私の10の約束』『鴨川ホルモー』『おかえり、はやぶさ』など。

講義内容

商業映画と自主映画の違い。
自作を振り返って。

デビュー作『てなもんや商社』。
『釣りバカ日誌』から『ゲゲゲの鬼太郎』『おかえり、はやぶさ』に至るまで。

映画監督の仕事。

俳優を演出することについて。『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』のワンシーンを使った演技ワークショップ(学生に役を演じてもらいます)。

2012年6月6日

美術コース森田高正先生の陶芸作品が「埼玉県美術展覧会」で朝日新聞社賞を受賞しました。

専門課程 美術コース コースマネージャーの森田高正先生の陶芸作品が「第62回埼玉県美術展覧会」で朝日新聞社賞を受賞しました。昨年の美術協会賞の受賞に続く連続受賞です。同時期に「日工会展」でも展示されます。

「文化学院の美術の教員として、陶芸作家として、日工会の会員としても恥じないように、創作に励みたいと思っています」(森田高正先生コメント)。

下記の展覧会で作品を鑑賞することができます。また、文化学院でも校外授業で、作品解説を交えての美術鑑賞会を開く予定です。

「浸偶彩晶器」

作品名「浸偶彩晶器」
作品サイズ 高さ48cm×幅43cm×奥30cm
会期 平成24年5月29日(火)~6月20日(水)
時間 午前10時から午後5時30分まで(月曜日休館)
場所 埼玉県立近代美術館 → 美術館ホームページ参照
(JR京浜東北線 北浦和駅西口徒歩3分)
入場無料

※ 第22回工芸美術日工会展も開催されます。10回の入選を経て昨年度より会員に推挙され、同会では12回目の作品発表になります。

「浸層晶景」

作品名「浸層晶景」
作品サイズ 高さ32cm×幅75cm×奥40cm
会期 平成24年6月11日(月)~6月19日(火)
※6月18日(月)は休館日となります。
時間 午前9時30分~午後5時30分
場所 東京都美術館 1階 第3展示室 地図はこちら
入場無料
ギャラリートーク 6月16日(土)および17日(日)の二日間にて実施。
各工芸の種目別に材料持参で工程等の説明。来場者参加型のトークショー。
http://nikkoukai.jp/

2012年6月1日

講義を終えて――佐伯誠先生による特別講義「小さな学校」を5月14日に開催しました。

特別講義「小さな学校」

特別講義「小さな学校」特別講義「小さな学校」

小さな学校――講義を終えて


佐伯 誠

ヒトが学ぼうとするなら、たとえ屋根がなくとも、教室がなくとも、もっと言えば教師がいなかろうと、学校は存在し得るのです。そういうミニマルな学校、あるいは「ただの(mere)」学校を、希望をこめて「小さな学校」と称びたいと思います。
そこでの柱は、リベラルアーツ(liberal arts)ーその語源は、「真理はあなたがたを自由にします」という聖書のことば。自由のレッスンとしての「考える」習慣、意志、attitude……。
自分のみならず、他者をも自由にすることを、学び続けること……。アメリカのblack mountain collegeは、その先駆的な試みによって、われわれを鼓舞してやみません。

「小さな学校」で要求されることは、「教えられ、学ばされる」という受け身の姿勢ではない、「自ら学ぶ」という「自律性」です。
自由であるために、あらゆる同調圧力に抗って闘うとき、ヒトはindependentたらざるを得ないでしょう……。この特別講義を引き受けたとき、背中をおしてくれたのは、友人のwindbell冨田和樹さんが送ってくれたJosephine Foster&The Victor Herrero BandのCDに載っていた、Fosterへのinterviewの中の言葉でした。

Q.independent artistとして、あなたが師匠のように思っている人は誰でしょう?
A.劣等生であるにも関わらず、励ましてくれた先人がたくさんいます。彼らは辛抱強く、私の中にある独立心を認めてくれました。

われわれは、何も知らないし、何も成就していない……。すべての生徒のポテンシャルを開花させるという難問に、「小さな学校」は取り組みつづけます。

2012年6月1日

ファション・デザイナーの植田いつ子さんの「舞台衣裳展」が、早稲田大学演劇博物館にて開催されます。

「舞台衣裳展」
日程 2012年5月29日(火)―8月5日(日)
場所 早稲田大学演劇博物館

本校出身でファション・デザイナーの植田いつ子(うえだ・いつこ)さんの「舞台衣裳展」が、早稲田大学演劇博物館にて開催されます。1974年に舞台『サド公爵夫人』(紀伊国屋ホール)の衣裳デザインを手がけてから、現在に至るまで40本以上の舞台衣装を手がけています。

2012年6月1日

6月4日、パーカッショニスト越智義朗さんによる特別講義
「音とリズムの基礎表現」を開催いたします。

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。詳細は下記をご覧ください。在校生の保護者の方々や、中学校・高等学校の先生方にもご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

特別講義
テーマ 「音とリズムの基礎表現」
日程 2012年6月4日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 越智 義朗 先生(パーカッショニスト)

プロフィール  越智 義朗(おち よしあき)

パーカッショニストとして、アジア、アフリカなどの民族楽器や、自然素材の水、木、石などの音を組み合わせて、オリジナルな音楽とパフォーマンスで活動を続けている。1993年、97年には、ニューヨークの『LaMaMa劇場』において招待作品を発表し、高い評価を受けている。

TV、ラジオ、舞台、ダンス、ファッションショーなどの音楽制作から、空間のための環境音楽製作、音楽プロデュース、子供から大人まで楽しめる音とリズムのワークショップの展開など、幅広いジャンルで活躍している。

越智ブラザーズ http://sound.m78.com/ochi-bros/


講義内容


  • 音の響きの多様さを知る(石、木、金属、小物の打楽器などの響き)
  • 音を出してみる(手拍子の音、木片の音などで)
  • リズムの基礎表現(3拍子、4拍子)
  • 小物の打楽器を作ってみる(ペットボトルシェーカー)
    洗って乾燥させた空のペットボトルの中に、砂利のような小石やビーズ、又は種や豆などを入れ、振って音を出す楽器を作ります。油性マジックでペットボトルに模様を書いて完成。
  • 合奏してみる(グループで、全員で)
  • 体験した音やリズムの感覚をドローイングする(10~15分)

2012年5月25日

高等課程・保護者会を開催しました。

5月20日(月)、13時00分。創立記念日のために文藝コースの生徒が制作した映像作品の上映から、保護者会(参加58名)がはじまりました。講堂での全体会のあと各学級にわかれて、担任や校長との懇談も持たれました。これからも緊密な連携をすべく活発なご意見をいただくことができました。

当日は、オープンキャンパスの日でもあり、14時40分から旺季志ずかさん(『特命係長・只野仁』や『ストロベリーナイト』などのヒットドラマの脚本家)の特別講演が開催され、多くの保護者の方にもご参加いただきました。

秋にも保護者がありますので、さらに多くの皆様のご参加をお待ちしております。

保護者会を開催
保護者会を開催

2012年5月25日

5月28日(月)、作曲家の平本正宏さんによる特別講義
「東京を聴く/音というアプローチ」を開催いたします。

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。詳細は下記をご覧ください。在校生の保護者の方々や、中学校・高等学校の先生方にもご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

特別講義
テーマ 「東京を聴く/音というアプローチ」
第一部「東京を聴く」
第二部「音というアプローチ」
日程 2012年5月28日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 平本正宏(ひらもと・まさひろ)

プロフィール  平本正宏 / Masahiro Hiramoto

1983年東京生まれ。作曲家。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。音楽レーベル<〈Tekna TOKYO〉主宰。電子音響、ノイズ、コンピュータテクノロジーを使用した作曲活動を展開する。

2006年より写真家篠山紀信が制作する映像作品digi+KISHINの音楽を担当。
digi+KISHIN DVD「クライハダカ」「月船さらら」「Team KISHIN From AKB48『窓からスカイツリーが見える』」等のサウンドトラックを作曲するほか、2011年12月にはブルックリンパーラーにて開催された「篠山紀信 digi+KISHIN music by 平本正宏」にて自身のバンドTekna TOKYO Orchestraによるライブと篠山紀信の映像によるコラボレーションコンサートを行なった。

また、ダンスカンパニーNoism主宰の金森穣によるダンス作品や海外のダンスカンパニーの公演、映画監督天願大介の演出による演劇作品など、多くの舞台作品に音楽を提供している。

2011年音楽レーベル〈Tekna TOKYO〉を設立し、4月27日ファーストアルバム「TOKYO nude」をリリース。2012年にはTekna TOKYO Orchestraのファーストアルバムのほか、ソロ作品のリリースを控えている。

アンサンブルやソロパフォーマンスなど様々な形態で、六本木ヒルズ マドラウンジや松戸市戸定邸など、都市と音をテーマにしたコンサートを行なっている。

2006年早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科において3回にわたり「空間と音楽」と題した講義を行なうほか、2012年東京大学において極地建築家村上祐資と富士山測候所における音環境に関する論文を発表。

Tekna Tokyo http://teknatokyo.com/


講義内容
「東京を聴く/音というアプローチ」


第一部「東京を聴く」

街の音に耳をすませたことがあるでしょうか?

私たちの周りには常に音があり、聴力を失わない限りその音がなくなることはありません。
無音の状態に身体を置けば、心臓の音や血管を流れる血液の音が聞こえてくるほど、
音とは切っても切り離せない関係にあります。

その私たちが今いるこの東京ではどんな音が聞こえるでしょうか?

昨年、3月11日に地震が起き、街の機能が止まってしまったとき、
東京で聞こえる音も変わってしまいました。
節電と自粛ムードによって、東京は〈人の音〉しか響かない街になりました。

東京は変化しています。
震災による急激な変化もそうですし、
ビルの建設や人の流れなど、短期間での変化の大きい都市です。

それに伴い、東京の音も変化し続けています。

第二部「音というアプローチ」

東京に耳を澄ますこと、自分の周りで聞こえる音を探ることで、
目で見ることとは違った発想をもたらすことはできないでしょうか。

音を切り口に物事を見ていくことで、新しい発見できるのではでしょうか。

2012年5月24日

金環日食観測会を開催しました。

金環日食観測金環日食観測

5月21日(月)、朝7時15分。文化学院屋上に24名が集合。日本で観測されるものとしては25年ぶりの金環日食を東京で見ることができました。この日は曇りの予想で不安な朝でしたが、幸運にも完璧な金環食を観察することができました。

早朝の集合にも関わらず、集まった生徒たちは観測用グラスを興奮気味に当てながら、不思議な天体現象に見入っていました。

金環日食観測会
金環日食観測会

2012年5月24日

オープンキャンパスにて、脚本家の旺季志ずか先生の特別講演が開催されました。

脚本家の旺季志ずか先生の特別講演

『特命係長・只野仁』や『ストロベリーナイト』などのヒットドラマの脚本家である旺季志ずかさんの特別講演が、5月20日のオープンキャンパスにて行なわれました。当日は高等課程の保護者会も開催されたこともあり、体験授業を受ける生徒たちに混じって保護者の方も多数参加されました。

ご自身が脚本家になるまでの経緯や、事前に生徒が書いてきた課題へのコメント、また、これから脚本家を志す生徒たちへのアドバイスなど、興味深いお話をたくさん聞くことができました。

2012年5月24日

【5月7日】「特別講義」能楽師の塩津圭介さん「動かない中に秘めた力」が開催されました。

『猩々乱』

『猩々乱』

講義を終えて

塩津圭介先生はまだ27歳、学生たちと年齢が近い若者です。しかし既に芸暦は25年で、仕事(お能)対する熱い想いとプロ意識は27歳とは思えないほどのしっかりしたものです。お能をとてもわかりやすく身近なものとしてお話いただき、型と舞を舞って見せてくださいました。

「お能はこう理解しなくてはならないという堅苦しいものではなく、絵画や音楽のように感じるもの、十人いれば十通りの感じ方がある。想像力を働かせて自由にみてほしい」という言葉は、多くの学生たちにもっと気楽にお能と向き合うきっかけをくれたことと思います。(立花万起子)

聴講した学生の感想

予想以上にすごかった。今まで能については全く(教科書の内容はともかく)知らなかったが、塩津先生の動きのひとつひとつがとても魅力的で、体がビリビリしびれた。何よりも目が素敵で圧倒された。自分だったらほんの少しの物音や視界に入る人々で緊張感がプツリと切れてしまいそうなのだが、常に漂う緊張感がすごかった。

塩津先生は牛若丸と戦う大盗賊を演じてくださった。特徴は牛若丸を演じる者が舞台にいないということ(注:あえて牛若丸を登場させず、大盗賊の動きと視線だけで彼の俊敏で軽やかな動きを観客に想像させる)。その発想はすばらしいと思った。激しい動きをしているけれど、足音がせず、なめらかな動きなので、静かさを感じる。表情で表現しないので、人形のようでしたが、強さを感じました。

「眠ってもいい! そこでの夢こそ真の舞台の一つ」というのはとても驚きました。こうして考えてみると、能や日本の文化はとても「優しさ」があると感じました。いや「優しさ」というより、もっと気楽に向き合っても大丈夫なものというべきか。すこしでも興味を持つことから始めればいいのですね。

「特別講義」能楽師の塩津圭介さん「特別講義」能楽師の塩津圭介さん

2012年5月18日

高等課程・合同ホームルーム開催。シンガーソングライターでプロデューサーのShusui(小杉周水)さんが来校しました。

5月8日(火)、高等課程の合同ホームルームの時間に、シンガーソングライター・プロデューサーとして数々のヒット曲を生み出しているShusuiこと小杉周水さんをお招きし、トークとミニライブの会を催しました。

小杉周水さんは、1994年文化学院高等部(現在の高等課程)英語科を卒業し、その後イギリスへ音楽・語学留学をし、帰国後ポップユニットcannaとしてアーティストデビューをはたしました。その一方、作曲家としてもKinki Kidsのシングルでテレビドラマの主題歌となった『青の時代』『もう君以外愛さない』などのヒット曲を生み出しました。その後もSMAP、嵐、NEWS、AKB48などの楽曲を手がけています。

そんなShusuiさんが、10年前に旧校舎を貸し切って行なわれたご自身の結婚式の模様を映像で見せながら、学院で過ごした青春時代の思い出を語ってくれました。講演のラストでは『もう君以外愛せない』を熱唱。質疑応答では生徒たちから「作曲家になるには?」「ジャニーズの楽曲はどんな曲を作っているの?」「影響を受けたアーティストは?」など様々な質問が飛び交い、予定時間をオーバーするほどの盛況ぶりでした!

高等課程・合同ホームルーム開催。Shusui(小杉周水氏)来校高等課程・合同ホームルーム開催。Shusui(小杉周水氏)来校

2012年5月18日

5月21日 「特別講義」のお知らせ。音楽療法士でハープ奏者の氏家綸(うじいえ・りん)先生をお招きし、お話いただきます。

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。2012年5月21日は、音楽療法士でハープ奏者の氏家綸(うじいえ・りん)先生をお招きし、お話いただきます。詳細は下記をご覧ください。在校生の保護者の方々もご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

「特別講義」
日程 2012年5月21日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 音楽療法士 ハープ奏者  氏家 綸 先生

講師プロフィール 氏家 綸(うじいえ りん)

米国認定音楽療法士(MT-BC)。文化学院専門課程を卒業後渡米。米国アリゾナ州立大学音楽療法科首席卒業。サンディエゴのMusicWorx.Inc社にて、病院やホスピス、教育機関、NPO法人などで0―100歳超までの様々なニーズのクライアントとの音楽療法を行う。現在は日本で介護老人保健施設での高齢者グループセッション、障がいを持つ子どもとの個人、およびにグループセッションなどを行っている。全米音楽療法協会会員。神藤雅子氏にハープを師事。国際ハープ・セラピー・プログラム履修科目修了。

講義レジュメ

音楽療法ってなんだろう?

音楽療法の定義

音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること(日本音楽療法学会)。

音楽療法とは確立したヘルスケアの専門職であり全ての年代の個人の身体的、心理的、認知的、そして社会的ニーズを満たす事を目的に意図的に音楽を用い健常者や障碍や病気を持つ子供から大人までのQOL(生活の質)を向上させます(AMTA, 2004)。

  • 音楽療法とは
  • 音楽の持つ力
  • 音楽療法の対象
  • 音楽療法の目的
  • 音楽療法に向く音楽
  • 音楽療法セッションの流れ

2012年5月17日

高等課程アート・デザインコース3年生のなおさんが、「デジタルまんが甲子園」の最優秀賞を受賞しました。

高等課程アート・デザインコース3年生のなおさん(ペンネーム)が、「デジタルまんが甲子園」(小学館集英社プロダクション主催)の最優秀賞(高校生部門)を受賞しました。

2012年5月10日

5月14日 編集者でライターの佐伯誠先生による「小さな学校」についての講義のお知らせ

文化学院では、毎週月曜日に様々なジャンルで活躍する方々をお招きする「特別講義」を開講しています。2012年5月14日の講義は、編集者でライターの佐伯誠先生による「小さな学校」です。詳細は下記をご覧ください。保護者の方々もご聴講いただけますので、ぜひお越しください。

「小さな学校」
日程 2012年5月14日(月)
時間 15:40―17:30
場所 文化学院講堂
講師 佐伯誠(さえき・まこと)

趣旨

ただの(mere)学校って、なんだろう?門も、塀も、教壇も、机も椅子も、黒板もチョークも、そんなものがなくても、学校はできるはずだ。
いろいろなものを削り落としていったときに、いったい、なにが残るだろう?
「必要なのは、自分が見つけたことを自分で探検し、自分自身で語ってみることだ。
それはみんな、きみたちが自分たちでやりはじめることだよ。」(バックミンスター・フラー)
でも、どこで?
自分の立っているところで。もし、ゆとりがあるなら、学校へ行こう。
それも、小さな学校、ただの学校、自分の学校へ。
(小さな学校の、大きな可能性について。Black Moutain College、そして文化学院)

講師プロフィール

エディター、ライター。文化学院文芸コース講師。最近のプロジェクトでは、ポスター形式のマガジン『BOOK THE KNIFE』の刊行、没後25年の画家ロベール・クートラスの作品集の編集、刊行などをてがけ、松浦弥太郎『本業失格』(集英社文庫)の解説を執筆する。
また、友人マイク・エーブルソンの主宰するPOSTALCOのコピーを創設から手がけている。
この5月18日には、オーガナイズとテキスト執筆をてがけた、オーストラリアの旅巡業のボクシング写真集『TENT BOXING』がBEAMSより刊行される。一貫して、自律したインディーズとのコラボレーションを続けている。

2012年5月10日

第6回声優アワード新人発掘オーディションに当校の演劇・声優コースの1年生(現2年生)の岡部星子さんが見事に合格!

3月3日文化放送ホールにて『声優アワードの授賞式』が開催されました!

文化放送のビルを前に岡部さん&川面さん

左 岡部星子さん    右 川面茜さん

夢を諦めないでチャレンジすれば叶うと信じています!

私は3月3日(土)18:30から文化放送のホールで開催されました声優アワードの受賞式に参加してきました。そもそも、声優アワードの目的と言うか!一言で言いますと映画業界のアカデミー賞と同様な式典だと感じました。

学校で実施された校内オーディションで私と同期で仲良しの川面茜ちゃんと二人が選ばれ今回の新人発掘オーディションにチャレンジをする事になり、“ハラハラドキドキ”しながら臨みました。本当に緊張して思ったよりも旨く声が出ませんでした!

会場での受賞シーン合格証

運営の方に教えて頂きましたが声優アワードの目的って!その年度に『最も印象に残る』声優や作品を対象に、その業績を称える本格的な『声優を対象とする』アワードとして2006年に創立されたようです。また、音響製作連盟、アーイメージ、角川書店、小学館、小学館集英社プロダクション、文化放送がアニメ業界各社と協力し声優を表彰するものとしては業界最大の舞台を提供し、声優地位の向上に寄与する事を目的としていることをお聞きいたしました。

岡部さんアフレコシーン

オーディションの結果は私が合格証をいただく事ができました。今回の受賞は私にとって貴重な体験となりました。また子供の頃からの夢であります声優になる事に一歩近づけたかなぁと強く思いました。

またまだまだ、力不足なので更なる練習が必要だと痛感いたしました。だから、皆さんも自分の夢を絶対に諦めないで下さいネ!。。。お互いに夢の実現に向って頑張りましょう!

2012年5月9日

4月23日 文化学院 創立91周年記念日 記念式典を開催

2012年4月23日(月)夕刻より、在校生約250名とお招きした卒業生やお客様約50名を交えて、13階講堂にて記念式典を行ないました。

ゲストに、文化学院出身のフォルクローレ・ギタリスト、大竹史朗さん(シロ・エル・アリエーロ、ニューヨーク在住)をお招きし、26歳の一大決心となった単身渡米の苦労や、南米フォルクローレ(ラテンアメリカの民族音楽)の最高峰アタウアルパ・ユパンキ(1908―1992年)との出逢いなどについてお話しいただきました。
大竹さんの音楽に対する情熱とチャレンジ精神に触れ、満員の会場は共感の空気に包まれました。

後半では、大竹さんの転機となった曲や、代表的な作品「ヒロシマ 忘れえぬ町」などが演奏され、繊細なギターの音色と伸びやかな歌声に時を忘れて聞き入りました。

演奏曲目

1「栗毛の馬」 パブロ・デル・セーロ、アタウアルパ・ユパンキ
2「風が歌う地 ユパンキに捧ぐ」 シロ・エル・アリエーロ
3「ヒロシマ 忘れえぬ町」 シロ・エル・アリエーロ、アタウアルパ・ユパンキ

youtubeでも聴くことができます

「風が歌う地 ユパンキに捧ぐ」http://www.youtube.com/watch?v=e6iNnGtUG0k
El Alazan 「栗毛の馬」 http://www.youtube.com/watch?v=ZR_ErjI8vM4

創立91周年記念日 記念式典を開催創立91周年記念日 記念式典を開催

2012年5月1日

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